
車検に出した車が思ったより時間がかかり、数日車が無い状態だった。
ようやく完了して車が戻ったので、スーパーに買い物に出かける。
数日ぶりというのもあるが、日本での日用品不足のニュースを見ているのと、災害には備えておかないとという危機感からか、いつもより多い買い物になった。
買占め厳禁!に日本には申し訳ないような気にもなるけれど、ここはアメリカだし・・・。
災害に備えておかないと・・・という気持ちはいつも思ってはいるのだけれど、ここオースティンの場合、地震が起こる事はまず無いと思われる。
海から離れているので、ハリケーンも到達する頃には勢力を失っていることになる。
一番起こりうるのは竜巻だろうか。
家が消滅することなく住めるが電気や水道が止まるという場合に、3日間生き延びる食料と水は最低限貯蓄しておくことは常に念頭には置いている。
とはいえ、特に貯蔵しているわけでもない。いずれ食べるであろう食料や缶詰で3日くらいはもつ程度も物は常にあるという程度の話。
しかし今回の東北地震で、災害は思いもしない事が起こると思い知らされ、ちゃんとした非常食の購入を検討している。
アウトドア・キャンプ用で利用したショップのカタログが毎月送られてくるのだが、その中に、緊急用の食品や水などの商品が掲載されていて、いつも、「こういうのを保管しておくべきかな~」と眺めていただけだったのだ。
(実は、ここを利用した際、郵送されてくるのに時間がかかり、必要な日時に間に合わなかったので再度利用する気になれなかったというのもある。)
検討しているのは、5年保存が可能で、開けて食べればミネラルバランスなども考慮された最低限のエネルギー源として400カロリーが補える緊急時食。

飲み水が限られているときに向くというものもある。

1パックが400カロリー、3食で1日1200カロリー。これが最低限命を保つためのカロリー。
非常用には3日分、一人当たり3600カロリー分を保管しておくことが薦められている。
飲料水も、スーパーで売られる普通の飲料水に比べれば保存できる期間が長く、5年間保存できるものがある。

(左のものは、氷らせればアイス・パックとしても使える。ただ、緊急時冷凍庫が使えればの話だけれど)
缶詰の飲料水は30年保存可能。

これを買っておいて、必要な非常事態が30年起こらなければ、「30年災害がなかった」事と、「あれから30年、まだ生きてる」という事をダブルで祝って缶を開けてみるなんていうことを目指して棚に保管しておくのも良いかも。
テキサスの場合、暑い時期が長いので、孤立化するのも暑い環境下でになる確立が高い。
水を確保しておくことが一番重要かな。
「備えよ常に」ボーイスカウトのモットーを実践しておかないとね。
本日のピンズは、昨日の聖パトリック・デーのシリーズを続けて、「食べて飲んでアイルランド人になろう!」缶バッジ。
BGM「ラック・オブ・アイリッシュ」byジョン・レノン
余談:東北地震のあと、CNNではオノ・ヨーコさんがインタビュー出演していた。アメリカで有名な日本人と言えば・・・まずヨーコという事かと。
ずっとCNNを見ていたわけではないので、その前後に他の方もインタビューされていたのかもしれないけれど、次に見たのがドラマ「ヒーローズ」のマシ・オカさん。
「アメリカの有名日本人」というのでなく、日本に住むアメリカ人として東京からインタビューされてデーブ・スペクターが出てきたときには驚きながら、不謹慎にもつい笑えた(今にも日本語でダジャレを言いそうで)。