
今週末は、東京マラソンの開催日。
私が東京に住んでいた頃は、まだこのようなフル・マラソンは東京では開催されていなかった。
首都圏でのフルマラソンは、さいたま、霞ヶ浦、勝田、小笠掛川、佐倉などを毎年走った。
東京の真ん中を走る東京マラソン、一度走ってみたいけれど、毎年オースティン・マラソンの日程とほぼ同じなんだなあ~。
その東京マラソンでは、バナナが用意されるという。
マラソンのエイドで親切にも食べ物が用意されるのは、日本的。
アメリカのマラソンでは食べ物のエイドなどない。
先週走ったオースティン・マラソンでも、用意されたのはスポンサーのSTINGERのエネルギー・GELが一箇所だけ。
そういうわけで、エネルギー切れに備えてランナー自身が準備して走らねばならない。
携帯して走るエネルギー源といえば、やはり持ち運びに分があるのはGEL。
先週のマラソンで私は、これを4個携帯することにした。
20km、25km、30km、35kmで1個づつ摂取するという計算。
そのようにGELを携帯して走るわけだが、先週買ったランパンには、こんなものが付いていた。

後ろ中央部にポケットがあり、右後ろ腰部にはガス・ループ。
このループにエネルギーGERをはさんで持ち運べるようになっている。

これ、ちょっとした事だけれど重宝。
できれば左側にも付けて、4個収まるようになっていればパーフェクトなんだけど。
このように、エネルギー切れには各自防御策を練って走らねばならないアメリカのマラソン。
それでも、コース上で「自然が呼んだ」際には用意された簡易WCに紙は用意されていた。
が、先週のオースティン・マラソンでは、これが・・・なかった。
コース上で寄ろうと思ったら、ペーパーの備え付けがない。
あきらめて2マイル先の次で・・・と思ったらここもない。
その2マイル先も・・・ない。
過去のマラソンではペーパーもポケットに用意して走っていたのだけれど、毎年必要がなかったので今年は携帯物を最小限にしようと、持つのをやめたのだけれど、完璧に裏目に出た。
まるでマーフィーの法則。
「持ってない時に限って必要になる」
私だけではなく、他のランナーもこの点はブーイング。
あまりに見事に用意されていなかったので、大会後「どこにも紙が無かったのは、ペーパーレスのエコ化の一環だったのか?来年はエイドのペーパーカップも各自マイ・カップ持参だったりして。」とちょっと皮肉気に大会本部にコメントしてみた。(オースティン・マラソンは「グリーンな大会」を目指していて「エコ大会」のお墨付きも貰っている。)
逸れに対する返答は、「もちろん、エコ運動でトイレットペーパーを排除したわけではないですよ。準備でのミスか調べているところだけれど、準備されていても前夜に紙を盗んでいく泥棒がいる事もあったりするんです。普通は盗まれないように鍵かけておくのだけれど・・」と。
あ~、あるのかもね、紙泥棒。
でも、コース上2マイルごとに設置されているすべての箇所を周って盗んでいくのか?
真相を知りたい気もするけれど。
とにかく来年はこちらも自己防衛でちゃんとポケットに用意して走ろう。
本日のピンズは、缶バッジで、ベルベット・アンダーグラウンドの「バナナ」缶バッジ。
これはアンディー・ウォーホールがデザインしたアルバムジャケットをモチーフにしたもの。
