スティームボート・スキー PIN | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

今日もTシャツ@TEXAS(テキサス州オースティン)-pin196

本日のピンズは、ステームボートテキサス・スキーのピン。
1月9~16日という日付が入っているので、先週「カレンダー・シリーズ」として出せたのだけど、ちょっと遅れてしまった。


ティーンというのは、複雑な年代だ。
最近の息子は、私が質問すると考える前にまずは「NO」と答える。
親の意見にはとりあえず反論しておくべきという自然反射のようだ。
自立していく過程で、そういうのは必要な段階なのかもしれないと思う。

そんなティーンを説得しなくてはならない事がある場合、効果的だと思うのが、第3者からのアプローチ。

先日も、買い替え機種を選ばなければならない際に、頑なに夫の薦める機種を否定していた息子。店頭で店員さんの数分のデモンストレーションで、あっさり納得。

そして今日の「グッジョブ!」な第3者は、息子の学校の8年生を対象に訪れた「ゲスト・スピーカー」。(誰なのか私にはわからない)

このゲストさんが、進学・進路に関しての話をしたらしい。
息子は帰宅後、やや興奮気味に「リーダーシップは重要だから、ボーイスカウトでSPL(トップ・リーダー)をなりたい!」だの「例えば建築家になりたければ、高校で建築のクラスをとっておかないとその専攻の大学に入れないんだって!」などと語る。
どうやらゲスト・スピーカーさんが、大学入学を見据えての高校のクラス選択や課外活動の重要性について子供達が引き込まれるように大変上手く語ったと思われる。

で、何が「グッジョブ!」と感謝したいかというと・・・

テキサスの高校を卒業するのに、2種のコースがある。
ひとつは通常の、各科目の必要単位(合計26)を取得して卒業
もうひとつは「優等プログラム」というようなもので、取得単位数は通常と同じ26だが外国語の必須単位がひとつ増え、その分選択科目がひとつ減る。そしてAPやコミカレでのクラスや大学入試(SATなど)で基準以上の成績をとるなど、好成績の条件をクリアした場合に認められるもの。
もちろん、できれば「優等プログラム」で卒業したとなると、希望大学への入学に有利になる。

とりあえず、息子にも「優等」の方に挑戦はして欲しいと思う。
本人もできる限りのAPクラスを取りたいと挑戦意欲はある。

ただ問題が、2つの卒業プランの科目別必須単位数の唯一の違いがネック。

「優等プログラム」の方は、外国語が3単位(3年間)必要。通常はこれが2単位(2年間)でOK。
7年生からラテン語を取った息子、ラテン語が好きではない。
とにかく2単位とれば外国語は終了!という事を支えにこなしているようなもの。
今になって、もう1年プラスでラテン語を続けるという気にはなれない。

ラテン語を2年で終了させると「優等プログラム」での卒業はありえなくなる。
だけど、どんなに説得しても無理だよな~と、あきらめざるを得ないかと思っていた。

それが、今日のゲスト・スピーカーさんの話のあと、「あのね、大学によっては外国語が3単位必要なんだって。で、高校で3単位取っておけばそれでいいのだけど、2単位しか取っていないと大学に入ってから1単位取らなきゃいけなくて、大学での授業の方が難しいから、高校で3単位取ったほうがお勧めなんだって。」
と、あっさり「高校のラテン語、3単位取る!」と決意。

あまりの「あっさり変更」ぶりにびっくり。
まあ、こんな事も考えて、学校もゲスト・スピーカーを呼んだりしているのかな。
ゲスト・スピーカーさんもだけれど、学校も「グッジョブ!」だな。


BGM「ティーンエイジャー」by井上陽水
♪栄光のTHIRTEEN 未来のFOURTEEN