
ピンクリボン月間の10月。
本日のピンズは、Race for the Cureシンボルタイプのピンクリボンのピン。
先日書いたように、この秋の遠征チームでの息子の背番号は「2」

今までも固定番号だったわけではないけれど、可能なら「6」を選んでいて、「6」の丸っこい字体が張り付いた姿がイメージに合っていたので、まだ違和感。

このジャージ、変わったのは背番号だけではない。
昨年と同じメーカーの同じ素材やカラーでありながら、カットが少し変わった。
これまでいわゆるランニングシャツ的カットだったのが、肩幅の部分が5cmほど広くなったのだ。

着用した姿を見た瞬間「かみしも」みたいで変じゃない?と思ったのは私だけだろう。(チームに日本人いないし・・)

(「かみしも」の↑ココね)
この「かみしもカット」見た目いまいちじゃない?
と思っていたのだけれど、この幅広カットに意外な効果が。
いままでのランニングシャツ・カットのジャージは、動き回るうちに片方の型紐がだらんと肩からずり落ちてくるのだった。

その対策として、多くの子達が肩紐部分を背中側でガムテープで巻きつけたり、紐で束ねたりしていた。

これも見た目がいまいちなのだけれど、肩紐が落ちないで動きやすさを確保するには仕方ない。
これは洗濯のたびに取り外すわけで、重宝したのが、自転車に乗る際にズボンのすそが絡まないように足首にズボンの上からくるりと巻くゴムバンド。

これなら取り外し部分はマジックテープで簡単だし、ゴムなので動きにあわせて伸縮もする。
と、そのような策を施していたのだけれど、今回の幅広な肩のカットだと、肩のプロテクターで滑らず、肩紐がずり落ちてこないのだ。

これで、背中でガムテなどで束ねる必要がなくなった。
たった5cmほど肩の幅を広げたカットにするだけで、動きを妨げることなく着用できるようになったわけだ。
多分偶然ではなく、メーカーのデザイナーやパターンナーが気がついてカットを肩幅を5cmほど幅広に変更したのだと思う。
たかが5cm程の差、されど5cm。
デザインとして見た目は後退したかもだけど、機能性の効果は大きいかも。

BGM「5cmの向こう岸by松任谷由実」