
子育てセミナーに参加してきた。
テーマは「トゥイーン、ティーンを理解して良い関係を保とう」というもの。
セミナーは6回シリーズで先週から始まっていたのだけど、始まった後に知ったので今日の2回目からの参加となった。
今日のテーマは「ティーンの脳を理解して、無関心でもなく過保護でもなく、子供をちゃんとガイドする」というようなもの。
例えば、人間の脳は25歳まで成長を続けるので、ティーンの段階ではまだ発展途中なのだと。
中でも特に、情報を飲み込んで纏めて結論付ける部分が最後に発達するので(つまり未完成)他の部分が発達し、多大な論理情報が入ってくる中で、それらを整理し正しい結論を導き出すのに情報過剰になってしまい、思ってもいなかった間違った行動に出る事も起こりうる。
ここで親の役目は、子供のその「脳の未完成の部分」を補うこと。
子供の頭の中を整理し、いくつかの解決法を提示してあげるなど。
ここで「こうしなさい」ではなく、いくつかのオプションを出してみて、本人に最終的に選択権を残すことが重要なんだそう。
そういった脳の発達からティーンの行動の特徴を理解しようという話のほか、思春期の女性ホルモン、男性ホルモンの影響やドーパミンの話など、どれも興味深かった。
最後に「親として今週の目標を決めてください」と宿題が出る。
講師さんが例として自分の目標を発表される。
そのひとつが「子供の顔を見てから30分は我慢してから質問する」
質問攻めにすると子供は「やれやれ・・何を本当は知りたいの?何を探りたいの?」とうんざりしてしまう。子供が学校から帰ってきたら、すぐに「テストどうだった?」「宿題は?」などという質問はしてはいけないのだと。
そう言われてみれば、私はいつも「学校どうだった?」「宿題、テストは大丈夫だった?」というのが第一声になってしまっているのに気がついた。
いや~だって、学校から帰ってきたのだから「学校はどうだった?」は普通に自然じゃない?
う~ん、そうか~、私の今週の目標もそれで試してみようかな~?
そんな脳の発達の話の中で、気になったのが「脳がまだ発達し続ける12~25才の間に使わなかった部分は、この部分必要なしと判断されて消滅してしまう」という話。
う~ん・・・
自分がその年齢の頃って、どうだったっけ?と考えてみると、確かにその年代の頃好きで聴きまくった音楽など、今でも驚くほど覚えていたるする。
もしかして、脳が発達する大切な時期、私は趣味にばかり脳を使い、肝心なことには全然使わないまま消滅させてしまったのかも・・・
まあ、こんな脳で、未完成のティーンな息子の脳の手助けがうまくできるのかわからないけれど、試してみるのは悪くない。よね?
本日のピンズは缶バッジで、脳のイラストが描かれている、e-bookの缶バッジ。
これは、サン・アントニオに旅行した際に、路上で何か袋を配っているので貰ってみたら、ボールペンやウォーターボトル、マグネットなどとともに入っていたもの。どうやらロマンス小説の作家や出版元のグループの宣伝グッズを配っていたものだったよう。
BGM「Child of Mine」キャロル・キング
♪You don't need direction, you know which way to go
♪And I don't want to hold you back, I just want to watch you grow
♪You're the one who taught me you don't have to look behind
♪Oh yes, sweet darling
♪So glad you are a child of mine