
もう38年前。
72年の今日10月9日の事を歌った歌がある。
松任谷由実の「ジャコビニ彗星の日」。
ジャコビニ彗星が見えるというので、さほど星に興味があるでもなく窓辺でスタンバイ。
彼からの電話が少なくなってきて、彗星群も2人で見ようというのでもない。
結局、この日、観えるはずの流星群は日本からは何故か見えず。
翌日の新聞では、シベリアからも見えなかったと観測ができなかった記事が載る。
流星群を見ることは「どうでもよかった事」だけど、見ようとしたのにやっぱり見られなかった。
ま、こんなものよね・・・
と、小さなさまざまな出来事があり、日々が過ぎていく。
見えなかったジャコビニ彗星を機軸に、さらりとちょっぴり寂しい日常の風景を歌ったこの曲。
好きな曲のひとつだ。
本日のピンズは、星がパラシュートで降りてくるイラストの、富士フィルムのカセットテープ「AXIA」のゲスト・ピン。
このピンズは、雑誌FMレコパルの懸賞で入手したもの。
「ジャコビニ彗星の日」の出だし♪夜のFMからニュースを流しながら・・・というのも、FMエアチェック世代にはシーンが目に浮かぶようでしみじみしちゃうのよね。
天体観測が趣味ではないけれど、やはり「**が見れる」というニュースを見ると、見ておきたくなる。
オースティンに来て、東京よりも星が見えるな~と思ったけれど、この夏コロラドのキャンプ場に出かけて、そこから観える星の多さに驚いた。
空に所狭しと星がびっしり観える。
「それはただどうでもいいこと」だったけれど、空にビッシリ張り付いた星の多さにはやはり圧巻だった。
BGM「ジャコビニ彗星の日」松任谷由実
♪72年10月9日 あなたの電話が少ないことに慣れてく