
金曜の事になるが、息子の学校で「ビンゴ大会」が開催された。
主催は学校のバンド(ブラスバンド)で、収益金は12月に息子たちがシカゴに演奏に出かける遠征の補助になる。
補助になる・・・というか、補助金を稼ぎ出すために今回初めて企画、開催されたこのビンゴ。
私は準備のボランティアだけ参加。
授業が終わったあと、体育館とカフェテリアに机と椅子を並べ、ビンゴ大会用に会場をセッティングしていく。
セッティングなどというとチャラっとできそうだけど、重いテーブルを屋外から運び込んだりもするかなりの体力作業。まあ、わかっててボランティア志願したのだけどね。
体育館とカフェテリアの2箇所にセッティングするので、メイン会場とサブ会場で別のゲームが行われるのかと思ったら、体育館にビデオカメラがセットされ、その映像がカフェテリアに映し出される。
つまり体育館がメインでカフェテリアでも同じゲームが進行することになる。

体育館にはまだスペースがあって、なぜ1箇所にまとめないのか?2箇所にわけて、どうやってビンゴした人を確認しあうのか?など疑問に思ったが、なんでも、消防法で体育館に集まる人数の制限があり、やむなく2箇所に分ける事になったのだそうだ。
なるほどね。

会場では、ピザや飲み物、お菓子の販売もあり、この売り上げも補助金集めに貢献する。
ビンゴの賞品は何なのだろうと思ったら、ビンゴってギャンブルなのね、賞品は「お金」。

準備のお手伝いだけで、私はビンゴそのものには出かけなかったが、翌日の息子のラクロス練習で「*君の妹はいくら当てた」「*君のママが最大の700ドルを当てた」などと子供たちの話題になっている。
実際には最大の賞金は664ドル50セント(1ドル90円で計算すると6万円弱)で、獲得した*君のママは、即半額をバンド補助金に寄付したのだそう。
賞金が664.50と半端な数字なのは、これも「掛け金の*%を賞金とする」などの決まりがあるのかも知れない。
学校でビンゴ大会をして売り上げを活動補助にという発想が出るのはそれほど不思議ではなく、アメリカでビンゴ大会というのは、地域の娯楽などで結構行われている。
日本で言うと、町内会の福引感覚?
ちょっと違うか?
本日のピンズは、ギャンブルもので、テキサスの競馬ピン。
これはテキサスのお土産店で、デザインが気に入って購入したもの。
BGM「走れコウタローbyソルティ・シュガー」