
70年代、ジーンズといえば、リーバイスだった。
ローリング・ストーンズのヒット・アルバム「スティッキー・フィンガーズ」のジャケット写真もリーバイス。

ザ・フーの映画「四重人格」では、主人公ジミーがリーバイスを履いたままお風呂に入り、体系にあわせてシルエットを整えようとする。
(↑このシーンの前に、リーバイスを履いて入浴している。TV番組「レディー・ステディー・ゴー」が始まって見逃さないようにあわてて出てきたので、ジーンズは濡れたままなので、ソファにタオルを敷いて座っている。)
リーバイスが若者カルチャーの代名詞のひとつだったようなもの。
そんなリーバイス。
私のリーバイスが、悲しいかな・・・
裂傷を起こした。
原因は、私の体系で横に引っ張られた所為に他ならない。
買ってそれほど履いてもいなかったので、さよならするにも惜しい。
かといって穴あきで履いてそれがかっこよく見える年代ではもちろん無い私。
妥協策で、小さなワッペンを縫い付けてみた。

「ワッペンついてます」という大きさのものもなんだし、ちょうど穴がふさがる小さめのものを裁縫グッズ箱を掘り起こして出てきたのが、コレ。

シンプソンがパチンコで狙っている図。
コレ、もともとはスポーツ靴下についていたもの。
靴下のワンポイントとして、「糊付け」されていたので、1度洗ったらはがれてきたので思い切って剥がしてとってあったもの。
小さいし、シャツを上に着たら見えないはずなのでこれで履いているのだけれど、何かの拍子に見えてしまったら、驚かれるかも・・・
本日のピンズは、ジーンズ・メーカー「ラングラー」のピンズ。
これは雑誌(確かMONOマガジン)の懸賞で当たって入手したもの。
ラングラーは、カウボーイのジーンズというイメージ。今でもロデオなどをスポンサードしている。
BGM「ドクター・ジミー」byThe Who
♪Messed up my Levi's
ところで、今ではビンテージ加工や、クラッシュだのダメージ加工のジーンズが販売されているけれど、私が高校生の頃は、せいぜいブリーチくらいしかバリエーションが無かった。
お風呂に履いて入ってシルエットを整える他、着古した味を出すために、紙ヤスリで表面をこすって色を落としたりした。
高校が私服だったので、休み時間に紙やすりを取り出してはゴシゴシしている子がいたりした。
のどかな時代だったな~。