レッド・ベレー PIN | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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40年前の今日、1970年5月4日。
その日の出来事を歌った曲がある。



CSN&Yの「オハイオ」。

この曲を始めて聞いたのは、高校生の時、姉が友人から「このアルバムはパーフェクト!」と言って勧められて借りてきたLP「4WAY STREET」だった。
確かにパーフェクトと言いたくなるアルバムで、姉に頼んで私も自分用にカセットに録音させてもらった。(のちにLPも購入した)

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CSNYの中でも、ニール・ヤングが一番好きだった私。
「オハイオ」はアルバムの中でも好きな曲の一つだった。
そしてこの曲で、70年の5月4日に起こったケント大学の事件の事も知ったのだった。

70年、ベトナム戦争の反戦を訴える学生達がオハイオ州のケント大学でデモ集会を開催し、警察が派遣した州兵の発砲で4名の学生が亡くなった。

今年はそれから40年。
ケント大学では、さまざまなメモリアル・イベントが開催される。

事件の後、すぐにこの「オハイオ」という曲を作りリリースしたニール・ヤング。
40年を経ても、込められた怒りや悲しみが胸に共鳴する。

本日のピンズは、ベトナム戦争がテーマらしい「レッド・ベレー」のピン。
これは反戦の時代も過ぎた平和きわまりない原宿のアメカジ・ファッションな雑貨店で購入したもの。

<オマケ>
「オハイオ」の入ったLP「4WAY STREET」から命名されたのであろう、「4WAY STREET」という喫茶店が大阪にあった。
店名が示すように、ウエスト・コースト系中心に音楽が聴ける店だった。
ある日寄って、カウンターに座ったら「何かリクエストがあったらかけますよ」と言われた。
マスターの後ろの棚にあって気になったものがあったので尋ねてみた。
「そのネッド・ドヒニー来日って、最近来日した・・・?」
「そう、来日公演の演奏。聴きますか?」
私の返答を聞くまでもなくテープはセットされ、音楽は流れ始める。
来日公演全部を聴くほどいられなかったので、残念だけど途中で店を出ざるをえなかった。
なぜ来日公演テープをお持ちなのか疑問だったけれど、聞くのもなんだしという気がしてそのまま。
いまだに疑問ではあるけれど。
たしかテープはオープン・リールのようなものだった記憶が残っているのだけれど、記憶違いかもしれない。
ただ、その日のそのやり取りと明るい店内という風景、はいていたジーンズの着心地までもが脳裏に今でも残っている。

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