
アメリカの歯医者はたぶん基本的に営業時間が普通の企業の営業時間と同じ。
少なくとも我が家のかかりつけの歯科はそうで、朝7時半~午後4時が診療時間。もちろん土日はお休み。
その営業時間でありながら、通常半年に1度のクリーニングが推奨される。
息子も半年に1度チェックとクリーニングを受けるのだけど、放課後診察という選択がない。
で、どうするかというと、学校も承知.
授業を抜けて診察に行く事がごく普通に受け止められている。
歯科の予約がある日は、何時に何のために授業を抜けますというメモを子供に持たせる。
登校した際に子供がそれをオフィスに提出すると引き換えにパス・ノートが渡され、子供は時間になったら先生にそれを見せて教室から退出。
そのあと子供はオフィスで親が迎えにくるのを待つ。
学校を出る際に、出た時間、目的地に付いた時間、学校に戻った時間などを記入する用紙が渡されるので、治療後学校に戻った際にそれをオフィスに提出し、授業に戻っていく。
オフィスはそれを基に、子供がどの授業を休んだかの記録に反映させる。
歯医者や医者等も、子供が学校を抜けてくるのが普通なので、学校に提出用の証明書(これを学校に出すと記録にちゃんと理由がサボリでないことが記される)を頼むと、さっと雛形の用紙に氏名、時間などの必要項目を記入して署名し、ささっと手渡してもらえる。
学校も承知のシステムとはいえ、子供自身はやはり授業を受けられなくなるわけで、休んだ分をとりもどさなくてはならないので、授業を抜けるのが容認されて放課後診察がないのが定着というのは、あまりありがたくもないかと思う。
というわけで、今日は息子の定期歯科チェックの日だったので、早退のお迎えに行く。
息子が教室からやってくるのをオフィスで待つのだが、そのオフィスに飾られているのが・・・

これ。
一見すると、学校の校舎の絵。
が、よ~く見ると・・・

校舎の絵を構成しているのは、全部、在校生の顔写真。
顔写真がびっしりと並べられたものが、色のグラデーションで全体として校舎の絵になっているという面白い作品になっている。
息子を待つ間、眺めて眺めるのだけど、いまだに息子の顔写真がどこに使われているのか見つけられていない。
本日のTシャツは、92年の八王子ロードレースの参加Tシャツ。
参加Tシャツだけど、レース当日腰を痛めていて出場をあきらめた。
当日レース会場までは出かけてTシャツは受け取ったけど、レースはお休みしたという思い出の1枚。