
ボーイスカウトで「イーグル・スカウト」になることは、空手でいえば黒帯になるようなもの。
その「イーグル・スカウト」に、ご近所の高校生2人が達成を果たした。
彼らの「イーグル」授与式典に招かれ、祝福させていただいた。

式典は、2人が辿ってきた道のりを、カブ・スカウト時のリーダーやボーイ・スカウトのリーダーなどが逸話を披露しつつ、長い道のりをこなしてきた2人をたたえる。
その「道のり」の説明の一部として、イーグルより下の各ランクのスカウトによる「キャンドル・セレモニー」が行われた。
息子は、2人とは違う隊に入っているのだけど、イーグルになった高校生のプロジェクトを手伝いに出かけた事もあり、お声がかかり参加させてもらう事に。

各ランクのスカウトが、それぞれのランクの説明をし、キャンドルに火を灯していく。
それにしても驚いたのは、リーダーたちの逸話。
カブ・スカウトは小学校1~5年生の間の活動なのだが、現在12年生の彼らがカブスカウトだった頃の事を、鮮やかに覚えていて語るのだ。
ちなみに会場には、カブ時代からの思い出グッズが展示されている。

各種イベント参加認定のワッペンなどは記念にとっておくだろうな~とは思っていたけれど、1年生の時の「タイガーカブ」Tシャツ や、パインウッド・ダービー・カー など、捨てないで保存している人はごく少ないと思っていたのだけど、あら、ちゃんと取っておかれているんだ~と、なんとなく「自分だけじゃない」事に安心感を覚えたりする。
これらのグッズを見ても、彼らがスカウト活動を続けてきた12年間の歴史が見て取れて、改めて「イーグル・スカウト」までの重みを感じる。
式典に話を戻すと、ゆかりのリーダーたちの逸話&祝辞が続いた後、メインのイーグル・スカウトを認定ピンバッチの授与式に入る。
新イーグルたちが、イーグルを達成するのに最も大切だった人一人に感謝を贈ったあと、両親にイーグル・ペアレントのピンを贈り、そして最後に母親がイーグルたちの認定ピンバッチをイーグルたちの胸に着ける。

こうして式典はおひらき。
その後は、レセプション・パーティーは流れ込む。
イーグル・スカウトは、ボーイスカウトに入隊したスカウトのうち、100人に一人が達成するという。
そう簡単ではないものなのだ。
その道のりをやり遂げた2人には拍手で祝福をおくる。
そして、これからが大変な道のりになる息子も、彼らの姿に触発されて進んでいってくれればいいなあ~と思う。
本日のTシャツは、ボーイスカウトの野外活動に、シャツの色やサボテンのイラストなどのイメージが重なるかなという選択理由で、05年のアリゾナ・アイアンマン・トライアスロン ・完走Tシャツ。
このシャツのデザインや色合い、なかなかいい味だと思う。