
今年のハロウィーンは・・・
盛り下がった。
ハロウィーンを前にして、息子が、仮装してキャンディーを貰い歩く「トリック・オア・トリート」は、今年はやらないと言い出した。仮装してキャンディー・・が楽しい年頃を卒業してしまったらしい。
私自身も、他の予定などの方に気持ちが取られているのか、ウキウキなイベント感が持てず、当日まで飾りつけもする気も起こらず。
町内をジョギングしても、今年は飾りつけが少ないような気がした。
これは心理的なもので、ウキウキしていると飾り付けが「ある」方に目が行き、自分が盛り下がっていると「ほら、ここもない」方に注目がいきやすいというものかも知れない。
今年のハロウィーンは土曜日。
かぼちゃのランタンを作るのは2~3日前が限度(早く作るとカビる)なので、忙しい平日に作る時間がなく、今年は我が家はランタンはあきらめた。
そして、トリック・オア・トリートも「もういいや~」な年齢なうえにキャンディーなどが好きではない息子は、実は昨年も既に「しない」といっていたけれど、当日学校で友達に誘われて「なら、行くか~」と出かけた。
が、今年は週末でそれもなし。
それでも、週末だし例年以上に子供たちが来るかもと予想し、キャンディーを用意。

これは私が楽しんでしまった。
中身のパターンを変えて合計120袋用意。
袋詰めする家は、まずないとは知っているけれど、せっかく来たのにちっちゃい飴一個しか取っていかない子を見ると「もっと取っていきなよ~」と思ってしまうので。

外出から帰宅した夕方、ささっと飾りをして「キャンディーあるよ~」というサインにする。
例年、暗くなったらどんどん子供たちがやってくるのだけど・・・
やけに今年は静か。
結局、120用意したうちの35個が残った。
例年より少なかったトリック・オア・トリートの子供たち。
土曜日で別のイベント等に出かけていたのか、モール等で済ませたのか、近所の子達の年齢層が上がったせいか、景気がよくないからキャンディー用意してない家が多そうでやめようと思ったのか、新型インフル予防でやめたのか・・・
理由はわからないけれど、土曜日のハロウィーンは予想に反して、大盛り下がりで過ぎていった。
ウチの周りだけだったのだろうか?こんな今年の「土曜日のハロウィーン」。
本日のTシャツは、ハロウィーン・カラーのオレンジが入った、97年の「モトローラ・マラソン」(現オースティン・マラソン)のTシャツ。
アディダス製のシャツで、プリントには暗闇で光る素材が練りこまれていた。
<余談>
キャンディーを用意しつつ思い出したのが、子供の頃日本で見た吹き替え版スヌーピーのTVアニメ。
子供たちがトリック・オア・トリートに出かけるエピソードで、みんなが「僕、チョコレートもらった!」「私、キャンディー!」と嬉々として告げるのだけど、チャーリー・ブラウンだけはなぜかいつも「僕、かりんとう・・」を貰ってがっかり、という話だった。
子供の時はそれはギャグで見ていたのだけど、大人になって米国で同じアニメを英語で見て驚いた。
「かりんとう」は、実はオリジナルは「ROCK」だったのを知ったからだ。
「かりんとう」は一応お菓子だからまだギャグとして見られたけれど、他の子がみんなお菓子を貰っているのに、チャーリー・ブラウンだけ家々で(大人から)「石」を渡されるって・・・イジメよりひどくないか?
なぜ、「ROCK」なのだろう?とありえない話になっている疑問とともに、これを「かりんとう」と訳してくれた訳者のセンスは良かったなと思う。