
ボーイスカウトでは、規定項目を習得すると「ランク」が上がっていく。
その最高ランクは「イーグル・スカウト 」。
イーグル・スカウトに辿りつくには、キャンプやハイキングなど野外活動はもちろん、隊でのリーダーや地域でのボランティア活動・・・さまざまな項目をこなしていなければならない。
息子が入隊したときにいただいた資料によると、統計的に、ボーイスカウトに入隊したうち、イーグル・スカウトにまで達成する子は、100人に1人の割合だそうだ。
イーグルになる過程では、リーダーシップが必要になってくるので、イーグル・スカウトであることは履歴書に書いても評価される価値があるくらいのものらしい。
そう簡単になれるものではないが、スカウトを始めたからには、イーグルをめざして活動する息子。
夏休みは個人でもできる必須項目をやっておく良い機会なのだけど、やっぱり結局予定通りにはいかず。
イーグル・スカウトになるのは、各種の専門知識を学習・経験して取得する「メリット・バッチ 」を、21個以上獲得していないといけない。
入隊1年目に息子が獲得したのは3個、この夏のキャンプで3個、まだ6個のみ。
と言うわけで、メリットバッチ項目のひとつ「自転車 」の必須項目を、夫が手伝って個人で実施。

バッチ認定を受けるには、自転車の修理なども出来なければならないので、パンクした際にタイヤのチューブをどう取り替えるかなどを実践していったりする。

これ、「トライアスロンするならパンク修理は必須」と言われて私も練習したなあ~、昔。
そして、10マイル(16km)走、15マイル(24km)走、25マイル(40km)走を各2回行い、最後は50マイル(80km)を8時間以内に完走しないと認定されない。

というわけで、今日は最初の10マイル走に出かけていく。

父と子、男二人でこうやって過ごすことが、メリット・バッチ獲得云々はさておいても、違った何かを学べたり感じたりできて良いよね、きっと。
なぜか道路の右と左に分かれて走っていく後姿が、テキサスの青空の元、まぶしい。
そんな後姿を見送りつつ、本日のTシャツは、98年の「BLOOMIN’ METRIC 」のスタッフTシャツ。
これは、ランニング・クラブ仲間のLMさんから夫が、「自転車好きなんでしょ、これあげる」といただいたもの。
さて、帰宅後、実施記録を書き込む息子。
もともと、手書きが美しく書けないのは息子の弱点で重々承知なんだけど・・・

え~っ・・・
ものすごい基本単語のスペル間違ってる!
こりゃ、自転車乗ってる場合ではない。新学期始まるんだぞ~!