
甲状腺検査 のために、耳鼻咽喉科の専門医を訪れた。
定期健診の血液検査で、甲状腺ホルモンTSH値 が高かったらしく、まず超音波検査に行くよう指示が出た。
超音波検査でCYST(のう胞)が見つかったので、咽喉科の専門医に行くよう指示が出た。
という流れ。
超音波でのう胞の存在が確認されたあとなので、次と言えば、のう胞内の細胞検査になるのではないかと、思いつつつでかける。
耳鼻咽喉科の先生に訪問の経緯を説明し、症状や家族の癌既往歴などの問診。
耳や鼻や喉を軽くも目診したあと、のどを触診。
「右側にありますね。ちょっと待っててください。超音波写真を見てきます。」
そうそう、超音波を撮った際、右側の方を時間をかけて検査してたのよね。それに、肩や首のコリも右側の方が強いのも関係があるのかも・・・
ところが、超音波結果を見てきた先生は「左に6mmが1個だけですね」
(ありゃ、右じゃないんだ。じゃ、触診で右にあったものは何なのよ?)
結局、のう胞はまだ小さいし、それがガンである確立は統計的にかなり低い。
そして、もしそれがガンだとしても、甲状腺ガンは非常に成長が遅いので時間はたっぷりあるから、今の時点で細胞検の必要はない。今後定期的に経過観察して、大きくなるようだったら検査でいいでしょう。
で、検査なしで終わり。
白黒はっきりしないモノを喉に抱えたままな訳で、スッキリしないけど、まあ、仕方ない。長い目で付き合っていくしかないのか。
本日のTシャツはドイツのグロールシュ・ビール のTシャツ。
バックプリントは、画家のゴッホ (ビンセント・ヴァン・ゴッホ)。
ゴッホが耳を切り落としたのは有名な話。それをパロディ化したこのイラスト。
耳を切って包帯を巻いたゴッホが、ゴーギャンから届いた手紙を読んでいる。
手紙にはこう書かれている。
「親愛なるビンセント、僕は「BEER」と言ったんだ、「EAR」じゃない!」
つまり、ゴーギャンが「ビア(ビール)」を送ってくれと頼んできたのを、ゴッホは「イア(耳)」を送ったとか、そういうような話に仕立てたイラスト。
耳鼻咽喉科訪問記念で、このシャツね。
