
♪きれいな色で流れていく 街も人も僕さえも
この世界の悲しみは そんな風に消えてくんだよ
君の胸や腕の痛みも いつか癒えてくように
僕たちの心は強くて 今を越えてく だから・・・
(川村カオリ「バタフライ」)
8月7日。
天使の日。
時は忘却の味方。
残された者はそうやって今を乗り越えていける。
それがわかっていたからこそ、
悲しかった。
こんなに悲しい出来事も、いつか「過去」になってしまう。
それは良いことでもあるけれど、悲しいことでもあって、
手に触れた感触、香り・・・
いつまでも覚えておきたいと思っていても、
いつか褪せていってしまう。
♪年をとるのはすてきな事です そうじゃないですか
忘れっぽいのはすてきな事です そうじゃないですか
悲しい記憶の数ばかり 飽和の量より増えたなら
忘れるよりほかないじゃありませんか
(中島みゆき「傾斜」)
そうなのか?