BEST BUY T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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本日のTシャツは電気店「BEST BUY 」のTシャツ。
このシャツは、「Race for the cure 」の大会会場でのスポンサー・ブースで、配布(ブースから投げられるのをキャッチ!)していたのを入手したもの。
ストアカラーの青のシャツも投げられていたのだけど、キャッチできたのは数の多かったピンク。しかもXLサイズとデカい。

この「BEST BUY」は、アメリカでNO.1の電機小売店。
そして、NO.2<だった>のが「CIRCUIT CITY 」。
<だった>というのは、この「サーキット・シティ」、昨年秋にチャプター11破産申請を行い、救済先を探したが買い手もつかず、先日更正を断念、全米の店舗を閉店することになった。

不況で破産・閉店の波は、私がアメリカに着てからでも2度目。

前回はカリフォルニアにいた時の「IT不況」。IT系のレイオフの嵐の中、閉店する店が続いた。
その時訪問した文具店の閉店セールで「閉店セールのお知らせをメール・サービス」というベンチャービジネスの告知があり、メルアドを登録した。
お得な閉店セール情報を集め共有するビジネス・・・情報をメールしてもらうのは問題ないかと思ったが、セール情報は1回しか来ず、どうやらそのサービス・ビジネスはなりたたなかったよう。
当時のカリフォルニアで目にした倒産セールは、どちらかというと小さな店舗が主だったように思う。
地域密着の「街の金物屋」の閉店セールなどで、キャビネットのPULLなどをかなりお得な価格で買ったりして嬉しかったが、反面、店に来る人たちが、オーナーに話しかけて行ったりというアットホームな淋しさがなんとも言えなかった。

現在の不況閉店は、全米規模の大きな企業が倒産というのが目につく。
今回の「サーキット・シティ」の前には、「LINEN-S-THINGS 」が倒産し、大規模な倒産セールを行ったばかり。

で、こういった大規模倒産の閉店セールは、街の金物屋とはまた違う。
清算業者が間に入って在庫処分セールを仕切るのだ。

この「LIQUIDATOR」が入ると、「清算が商売」になってしまって、買い手の消費者にとってはウマ味がなくなる。
実際、「リネン&シングズ」の閉店セールに行って見たが、バーゲンハンターの心を動かされる物はなく手ぶらで帰ってきた私。
あまりお得はなかったな~と思っていたら、大手メディアでもそのからくりが取り上げられていた

「LIQUIDATOR」は、店舗の商品をいったん定価に戻し、その価格の10%オフから倒産セールを開始。この時、宣伝には10~30%オフと告知されるが、30%オフのものは数点のみというのも客引きトリック。)
アメリカの小売店は、通常でも値引きが行われることが多く、この「リネン」でも普段から値引きがされていたのが、いったん定価に戻って1割引になると・・・・この間までの売値の方が倒産閉店セールでの価格より安かったりしたのだ。
つまり、倒産セールだからといって、オイシイ値下げになっていないどころか、ちょっと前に同店で通常で買ったほうが安かった、ということになっているのだ。

倒産に伴う在庫の換金が必要なのはわかるけど、間に入る業者も「商売」しているんだよなあ~と思うと、複雑な気持ち。

景気、なんとか回復にむかってもらいたいものだけど、どうなるんでしょ。