
83年の今日12月10日に、杉真理 のコンサートを観に出かけている。

その前年に、大滝詠一が佐野元春 と杉真理で結成したユニットが「ナイアガラ・トライアングルVol.2 」
(ちなみに「ナイアガラ・トライアングルVol.1 」のメンバーは、大滝詠一 、山下達郎 、伊藤銀次 )

この「ナイアガラ・トライアングルVol.2」でシングル・ヒットした曲が「A面で恋をして 」。
「A面で恋をして」につながる大滝サウンドの、ソロ・アルバム「A LONG VACATION」「EACH TIME」をガンガン聴いた夏が懐かしい~。

ナイアガラ大滝サウンドを聴きながら、片岡義男 の小説を読む。風景は鈴木英人 のイラストをイメージ・・・というイメージの夏。

(FM雑誌「FMステーション」に、鈴木英人さんのイラストを使ったカセットケース・レーベルが付いていて、毎回切り取って「どのカセットにこれを使おうか」と、考えるのが楽しかった。ほとんどは実際に使わずに眺めていて、今でも捨てられずに我が家に残っている。)
片岡義男の82年の作品に「幸せは白いTシャツ」がある。
私はこれももちろん読んだ。そして読み終えたあと、三軒茶屋 でHANES の白Tシャツ3枚パックを買って、気分で手洗いし太陽の下に干してみたりした。
そういう世界に浸って良い気分で週末過ごせたりした夏。
今、ナイアガラをBGMに片岡義男を読んでも、あの浸り方はできないなあ~。
ま、客観的に見れば「気分に浸って白Tシャツ手洗いしてみる」なんて結構バカなことしてたとも言えますけどね。
本日のTシャツは、ナイアガラ・トライアングルを回顧しながら、トライアングル・デザインの、89年「日米親善トライアスロン」の係員Tシャツ。
これは、91年のニューヨーク・シティ・マラソンの説明会で抽選かなにかでいただいたもの。
それにしても、なぜ大滝詠一はナイアガラ・レコードとかナイアガラ・トライアングルとか、ナイアガラというネーミングが好きなんだろう?と疑問に思うことはあったが、特に追求してはいなかったのだけど、数年前、突然「えっ?」と気がついた。
ナイアガラの滝 ってものすごく広域に渡っていて大きいのだけど、大きな滝・・大滝・・で、ナイアガラ???
20年を経て気がつくという私も私だけど、これ、正解??