
北京オリンピックも閉会。
オリンピック日本応援シリーズの最後は、99年の「オリンピック・デーRUN」の参加シャツ。
夫、念願の黒帯になりました。
黒帯挑戦者たち、最後は立っているのがやっとというような状態になったりして、終了して全員がパスした際には、見ていても感動ものでした。

朝7時半から午後4時頃まで、途中5分休憩は何度かはさまれるが、昼食時間などは無しで、さまざまな試験が行われる。
家族が分担で持ってくる指示のあった食べものは、審査をしたりスパーリングの相手をしたりする黒帯さんたちへのものなのだった。挑戦者達も食べるのかと思って、レモンの輪切りハチミツ漬けなども用意したのだけど、ちがったのね。。
黒帯挑戦者は、昨日10人と勘違いしていたが、7人だった。この試験にたどり着くまでにも「明日の**に来るように」などといった項目がこなせないといけないので、一人また一人と減って、7人になったのだった。
7人は、女性が2人。若い(多分)人もいれば年配の人もいる。
夫と個人練習をするために我が家に何度か来られた方は、60歳。なのだけど、とてもしゃきっとされていて、まさかそんなに年上だとも思わなかった。年を聞いておどろいた。
その方が最後にスタミナ切れ。
最後の試練は、スパーリングを何本もぶっつづけにやったあとに、3分づつ「最初は一切攻撃なしで防御のみ、次は相手が防御するので攻撃だけしまくる」というのをこれまたくりかえし何本も。
最後の最後、この60歳の方がもう立ってもいられない状態。
目がすわってるというのか、焦点が・・・。
スパーリングの相手をする黒帯さんたちが、倒れないようにそっと支えつつ、「もう少しだ!」と励ます。
フラフラになりながら、力の入らないパンチを繰り出す姿と、励まし支える周りの人たち、そんな姿に感動~。
ココに来るまでも長い道のりだったが、今日一日も長い試練だった。
そして7人、全員黒帯昇進が決まった。
(実際に黒帯を授与されるのは11月に行われるセレモニーにて)
それにしても・・・
何でもギリギリまで手をつけないタイプの夫。
試験の一部に、必須の品々がちゃんと揃っているか鞄の中身チェックがあったりするのを、試験前夜に確認し始め、終わらず。大変な試験の前夜だというのに30分しか睡眠とれなかった。
で、私にもギリギリに「空手着の裾あげして」というものだから、空手着2着の裾上げを前夜睡眠を削ってやった。
そして試験会場に着いた当日・・
夫、空手着2着とも家に忘れてきていた。
「しまった~!指定の空手着がないと失格かもっ!」とパニックの夫。
受験仲間が親切に着替え用の分を貸してくださって、なんとかセーフ。
なので、記念すべき黒帯試験を、背中に他の人の名前が入った空手着で受けた夫。
ああ、まったく。。。
試験後戻ってきた、各試験のスコア記録のバインダー。
開けてみたら、最初のページに、試験審査員の黒帯さんたちのコメントが寄せ書きされていた。

いいなあ~。こういうの。
おめでとう、夫。よくがんばりました
