
息子の誕生日パーティー。
息子の希望で、レーザー銃を撃ち合うゲーム場「ブレイザー・タグ 」で行うことにした。

以前に何度か友人がここで誕生日パーティーを行ったのに招待されていて、「あそこならパーティ・パッケージがあるから親は何もしなくていいからさあ~」と、パーティーの準備って面倒だなあ~という親の気持ちまで考えてくれたらしい。。。

で、そのとおり、ここでのパーティーは楽。
当日ブレイザー・タグに到着すると、「こちらのお部屋です」と貸し部屋が用意されている。そこがパーティーのベース基地になる。
専任の係員(ウチの担当はテキサス大学の学生バイトさんだった)がつき「今から第1回目のレーザー・タグ開始です」と子供たちを誘導。ゲームの後は、アーケードゲーム、ピザで腹ごしらえと、バースデーケーキ、そして2回目、3回目のレーザー・タグに誘導。

子供たちがゲーム中に、パーティーに来てくれた子供達に配る「グディー・バッグ」や次回のゲーム無料券、アーケードゲームのボーナス・チケットなども用意されてくる。
ほんと、主催する親としてはこんな楽で子供たちが喜ぶパーティーは助かる。

パッケージについてくるアーケード・ゲーム。
チケットを配付された子供達はそれぞれゲームをする。ゲームの勝敗で得られたポイントで賞品に交換が出来る。
見ていると息子達、みんなのポイントを合計している。
どうするのかと思ったら、それぞれが自分の得たポイントで賞品に交換するのでなく、みんなのポイントをいったん足し合わせて、そこから各自が欲しいものを貰っていくという「分配方式」にしている。
みんなが顔をつき合わせて「あれが**ポイントだから、**君の欲しい**と、あれとこれと・・」「いや、それよりあれがいいじゃん」時間をかけてあれこれ賞品を皆で考えている。

へえ~!驚いた。
それぞれが賞品を貰ってしまえばそれで終わりなところを、みんなで相談しながら楽しんでいるのだ。けんかもせずに。
みんな成長したのね~。そうやって皆で賞品を相談しあう楽しみ方ができるようになったのね~。
なんだかみんなの姿が嬉しくなった。
きてくれた子供たちに渡す「グディー・バッグ」も、パーティー・パッケージに含まれていて、カップに駄オモチャやお菓子が詰まっている。
が、それとは別に我が家でもお土産バッグを用意した。

小さい年齢の子供なら、どんな駄おもちゃでもよさそうだが、息子の年齢だと何を入れていいのか迷った。
ネットで検索してみると、女の子なら「バス・バブルの小瓶やマニキュアやリップグロス」などという例が出てきた。ああ、うなずけるかも~。でも男の子には使えない案だよなあ~。
困ったので店に一緒に行き、息子に「あなたならどれが入っていたら嬉しい?」と選ばせた。
「う~ん、これは面白いけど5分遊んだら捨てる、これは3日遊んだら捨てる・・」と息子なりに考えて選んだ物たちの一つは「マジック8ボール」。
ボールの中に液体が入っていて、その中に浮かんでいるものに「YES」とか「多分」などというお答えが書かれている。何か質問をしながらボールを振り、どの答えが浮き出てくるかみるという、たわいない占いモノである。
帰りの車の中でバッグの中身を見る子供たち。
みんなそのマジック8ボールに質問をして答えをキャーキャー言いながら楽しみ始めた。そのうち「マジックボールさん、あなたの答えにうそはないですか?」という質問をする子がでて「おい、みんなで一斉にボールがうそつかないか質問してみようぜ」などという事になったりして、帰路の車内ではそのボールで大騒ぎの品となった。
やっぱり子供にウケるものは子供に聞け、だわ。
本日のTシャツは、誕生日パーティー・パッケージについてくる「ブレーザー・タグTシャツ」。
パーティーに招待した時、「プレゼントは何がいいかしら?」と聞いてきた方もいらしたが、それは私にも悩みの種。パーティーに呼ばれる側の時、プレゼント相場の値段で息子の年齢の子が欲しいものって、思いつかない。
最近はもっぱらギフトカードを贈ることにしているが、息子が貰ったプレゼントたちもギフトカードか現金(!)だった。

味気はないかもしれないが、皆からの金額を合わせて「ipot nano」を買うと言っている息子。(友人のA君が彼の誕生日にそうしたのを知っているのだ。)
それはそれでいいのかな。
パーティーのゲームコーナーでポイントを足し合わせていた子供達の姿と、みんなからのプレゼント金額を合わせて欲しいものを買うのと、同じように考えれば「みんなからipotを貰った」とも言えるしね。
誕生日を祝いに来てくれた息子の友達たち、息子と一緒に楽しいひと時を過ごしてくれて、ありがとう。
あ、そうそう、何だか笑えたのが・・・
「レーザー・タグのゲームをするとこ、ブラックライトで白いものが光って見えるから、撃たれないように人から見えにくいダークカラーの服がいい」と服装もゲーム戦略を考慮して選んだ息子。
集まってみたら、ぞろぞろと他の子もみ~んな黒や紺の服で勢ぞろい。
みんな同じこと考えるのね~。