
経営に窮したオーナー会社がプロ野球チームを手放す、球場を手放す・・・そういう話は目にしたことはある。
マラソン大会で、冠スポンサーが変わるのもよく目にする。
だが、マラソン大会が「売り出される」事もあるのだ、というニュースを目にした。
今回売り出されたのは「ロサンゼルス・マラソン 」。
この大会と、ラスベガス・マラソン 、ソルトレイク・マラソン 、シカゴ・ハーフ・マラソン の「オーナー」のDEVINE RACING が資金繰りに窮し、ロサンゼルス・マラソンを売り出したのだそうだ。
DVINE RACING自体、05年にこのLAマラソンを12億円ほどで買い取ったのだそう。で、現在9~12億円で売却を希望しているそうだ。(既に買取交渉の相手が見つかっているもよう)
マラソン大会というのは、あまり「商売」になりうる気がしないので「売却」という話になんとなく違和感を感じるなあ。
例えば、ニューヨーク・シティ・マラソンの主催はニューヨーク・ロードランナーズ・クラブ 、というように、走るのが好きな人々が非営利で主催するイメージなので。
まあ、もちろん、大きなイベント開催にはお金が絡むのは事実。
アメリカはガソリン代の高騰から、食品価格の高騰・・と不景気にむかっている。
景気が悪くなると、マラソン大会などではスポンサー企業が撤退することはよくある。
マラソン大会だけを見ていても、世の中の景気が反映されるのがわかる。
本日のTシャツは、売却交渉中という「ロサンゼルス・マラソン」の長袖Tシャツ。これは、92年にロサンゼルス・マラソンを走った際に、ゼッケン交付会場で購入したもの。
私が現在毎年走っている「オーステイン・マラソン」は来年2月の開催に向けてエントリー受付がはじまった。
もちろん、来年も走る予定。