
チック・コリア 、スタンリー・クラーク 、アル・ディ・メオラ 、レニー・ホワイト が、25年ぶりに再結成した「リターン・トゥ・フォーエバー 」。
その再結成コンサートを観に出かけた。
本日のTシャツは、そのコンサート会場で購入した、リターン・トゥ・フォーエバー再結成ワールド・ツアー 記念Tシャツ。

背中にツアー日程がプリントされていて、私の行った昨日はツアー・オープニング 。
ジャズ・フュージョン系はあまり好んで聴いた分野ではない私だが、「青春時代一番好きだったバンド。絶対行きたい!」と夫が大興奮で、家族で観に行くことになったのだ。
会場はオースティンのダウンタウンにある「パラマウント・シアター 」。
古風な「劇場」という趣の会場。大きさ的にはそう広くない。渋谷公会堂(現CCレモン・ホール)位の収容数かな?

私の席は、2階席に当たるのだろうか?の2列目の端っこ。
会場が古いせいか、席の大きさが狭い。私でも、座ると膝が前の座席につっかえてしまうほど。前の人の頭も視界を妨げる。

右手にチック・コリア (キーボード)、真中にスタンリー・クラーク (ベース)、左手奥にレニー・ホワイト (ドラム)、レニーの前にアル・ディ・メオラ (ギター)という位置。
私の席からは前の人が邪魔で、アル・ディ・メオラがほとんど見えなかった。。。
「25年間、この日を待っていました」とスタンリー・クラークが挨拶。ツアー初日という事で「通しリハーサルにようこそ」なんてジョークも。
8時開始から、休憩を挟んで約3時間。
最初からものすごいキレの良い音がバシバシで、とにかくさすが上手い!みんないったい今何歳よ?
<第1部>
Hymn of the 7th Galaxy
Vulcan Worlds
(Senor Mouse)
Sorceress
Song to the Pharoah Kings
だけでも満足できるようなすばらしいステージの後、休憩を挟んで第2部は、アルディ・メオラがアコースティック・ギター、スタンリー・クラークがウッド・ベースに持ち替え、ややムーディーな曲目から。
Guitar Solo Intro
No Mystery
Piano Solo Intro
The Romantic Warrior
Bass SoloDrum Solo
Duel of the Jester and the Tyrant
ウッド・ベースでも、スタンリー・クラークがチョップしまくって華麗な「技」を披露。本当にスゴイ人たちよ、この4人。

(アル・ディ・メオラが見えない・・・)この日の写真はこちら でどうぞ。
スゴイ~すごい~!!!!
なのだが、最近早寝早起きの生活な私。そのうえ最近ヘモグロビン足りないせいか夜になると目を開けていられない。終盤には、ステージから客席方向に向けられた照明がまぶしすぎて目を開けていられず、演奏を集中して聴けない状態。隣では息子が寝てる。。。
こんな姿が万が一ステージから見えたら失礼よね~と気になるのは、なぜかウチの前の列に座っていた5人があいついで途中で帰ってしまったのだ。
なぜか私の周りはそうなってしまったが、会場は客席から掛け声などが飛ぶエキサイト状態。
<アンコール演奏>
Beyond the Seventh Galaxy
Dayride
Medieval Overture
も含め、最後はスタンディング・オベーション。
チック・コリアが!スタンリー・クラークが!レニー・ホワイトが!アル・ディ・メオラが!
4人揃って目の前で演奏している事、オースティンでそれを見ていること。
なんとなく不思議な気分だった。
チック・コリアの「リターン・トゥ・フォーエバー」やスタンリー・クラークのファーストなどのアナログLPを今でも持っているが、それを買ってレコード・プレーヤーに乗せた頃、まさかいつかステージをオースティンで観るなどとはもちろん想像もしていなかった。
リターン・トゥ・フォーエバー 。
再結成で「懐かしい」だけではない、すばらしい演奏だった。
すばらしい音楽は、永遠なのだ~!