レイトン・スポーツクラブ T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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毎年恒例の息子のカブスカウト・イベント、「パインウッド・ダービー」。

これは、前もって配付されたキットを使ってレース・カーをそれぞれが作り、専用コースでレースをし、勝敗を決めるカーレース。

配られるキットの中身は、↓これだけ。
dkit
これを、空気抵抗などを考えてデザインを決め、削ったり磨いたり、ペイントしたりする。
多少の付属物を付け加えるのはOKだが、車体の大きさ、重さなどの制限があり、そのルール内に収めないといけない。
シンプルなのだが、空気抵抗のほか、どの位置に重心がくるか、車輪が均等に取り付けられるか(多少でもジグザグ走行になるとタイムのロスにつながる)細かい計算が勝敗にむすびつくのがミソ。

それぞれが工夫し、出来上がったダービー・カーたち↓。
dcars

レースは、設置された3レーンの専用コースで行われる。
dcorse
傾斜の上からスタートした車が、5mほどのコースを走ってくる。動力はこの傾斜のみ。

startend
スタート地点は、車を停車させている突起がスタートと同時に下がって発車。
ゴール地点では、センサーで自動的にタイムが計測される。
レーンによる差が出ないように、1台のダービー・カーをそれぞれのレーンをローテーションさせてで3回走行し、合計したタイムで勝敗が決まることになる。

box
次のレースでどの車がどのレーンを走るか、こんな箱が用意され準備されていく。

3台づつがレースを行っていき、会場は大盛り上がり。
ゴールと同時にステージ上スクリーンに結果が即表示される。
time
↑このように、1レースは3秒前後でゴール。勝敗は、1/100秒の差の争いだったりする。

それにしても、このイベントの準備や進行、機材の設定・・・スカウトたちの父親達の情熱も感じる。
そういった「オヤジたちがのめりこみ・・」という、パインウッド・ダービーの映画が「ダウン&ダービー」。
http://www.downandderby.com/home.php
(予告編↓も観られます。)
http://www.downandderby.com/trailer.html

レースは、カブスカウトの子供たちが1台づつ競うのが基本だが、追加でキットを買って複数の車を作れば「ファミリーの部」に追加でエントリーもできる。また「ファミリーの部」には通常のレースの他、逆にどれだけ遅く走る車をデザインできるかの「スロー車部門」も設けられていて、白熱のレースにコミカルさを追加。

patches
息子は今年でカブスカウトを卒業。5年間参加してきたこのダービーも今回が最後。
そして今年も含め5年、ついにこのダービーでは一度も入賞をせずに終わった。
それでも毎年、父と子で、そして隊(DEN)の仲間で集まって、四角い木を削ったりくりぬいたりして車を作ってレースをした事は、楽しかった良い思い出になるであろう。(今回が「最後」で、シミジミ・・・な私)
cars

本日のTシャツは、パインウッド・ダービーのカーレースということで、80年代にF1レースやF3000に参戦、世界的に活躍した日本のレーシングチーム「レイトン・ハウス」の、スポーツジムのシャツ。

おまけ・・・
手前のレースカー、昨年のだけど、私がペイントした「ステージ101」号。
101car