
クリスマス・イブ。
数年前のクリスマスに、夫の親戚からいただいたプレゼントで、クリスマス・イブに行うちょっとした遊びがあるのを知った。
それは「クリスマス・ピクルス」
説明によると、ドイツに古くから伝わる遊びなのだそうだ。(しかし知らないドイツ人も多くて、この説が本当かは謎という話もある)
クリスマスツリーにオーナメントを飾リ付ける際、最後にこのピクルスのオーナメントを隠すように飾る。

クリスマス・イブの日、このピクルスがツリーのどこにあるか見つけた子供が、ボーナス・プレゼントを貰えるという遊び。
このオーナメントをいただいてからは、毎年イブにこの「ピクルス探し」を行うようになった。
ツリーが緑だし、カラフルなオーナメントがたくさん飾られているので、小さなピクルスを探すのは意外に難しい。
プレゼントはちょっとした物でいいのだろうが、私はこのピクルス用プレゼントは、何人かで遊べるボードゲーム類を毎年選んでいる。
名目は「**が見つけて貰ったプレゼント」でも、包みを開けた後イブの日にそのゲームで「みんなで」遊べるからだ。
オーナメントといえば、今年は義両親から、夫のおばあちゃんがコレクションしていたというオーナメントも譲り受けた。
70年から、毎年「クリスマスの12日」の歌にちなんだ絵柄が1~12までデザインされて発売されたものらしい。

形見分けで義母が譲り受けたのは12デザイン揃っているわけではないのだが、こういう意味のある物を受け次ぐのは、家族の歴史をつないでいくようで嬉しい。
コレクションをしていたおばあちゃんにはお会いできなかった私だが、いただいたオーナメント達がツリーでキラキラするのを見て、感慨深い気持ちになる。
さて、本日のTシャツはクリスマスシリーズで05年の「トレール・オブ・ライト」参加Tシャツ。
一緒に写っているのはクリスマスの靴下。
手編みで同じ柄でみんなの名前が編みこまれたものを毎年暖炉のところに飾る。
同じ方が手編みで編んでくださったのだが、微妙に色や柄が時代で違うのがまた味があって並べると楽しい。
クリスマスの夜サンタが持ってきたプレゼントは、メインの品々はツリーの下に置かれるが、そのほかにちょっとしたオマケ的なものをこの靴下に入れる。(家庭によってこういう習慣は違う事もあるのだろうけど)
店でもそういう目的の物を「ストッキング・スタッファーにどうぞ!」などと売り出したりする。
う~ん本来はサンタが持ってくるプレゼント一つが靴下に入れられるんじゃなかったかなあ~。

