98 ホノルル・マラソン完走T | 今日もTシャツ@TEXAS

今日もTシャツ@TEXAS

コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

268

9年前の今日、ホノルルマラソンを走った。
・・・と書こうと思ったら、日付を勘違いしていたらしい。ホノルルを走ったのは12月13日、9年前の「昨日」だった。。

マラソンを走り始めた頃、雑誌で見たホノルル・マラソンを目標にしようと思った。
が、それから練習を重ねるうちにかなり気持ちが変わった。
毎日トレーニングを続けた私には、ひょこっと行ってほとんどを歩く人もいるホノルルとは違う方向に気持ちが移っていったからだ。
結局、私は「歩くと沿道から怒られる」というNYCを選んだ。
NYCは参加人数が限られていて、地元のNY市民でも出たくてもでられないランナーがたくさんいる。なので歩いているような人には「せっかく出場できているのだから走れ!」と怒られるのだ。

その後も、ホノルルをゴールしたところで「ああ、タレントの**もゴールしたよね~」というのと一緒になるのは、せっせとトレーニングしていた私には嬉しくはなかったので、実はホノルルは避けていた。

その私にもホノルル・マラソンを楽しむ機会がやってきた。
95年のNYCを最後に、結婚、出産、育児でマラソンを遠ざかって3年。
クリスマスに渡米して夫の実家に行く計画が、義両親から「今年はハワイで落ち合わない?」という事になった。
ならば、クリスマスよりは早いけどマラソンの時期に!と提案し、マラソンの間だけ子供は義両親にお願いして夫と2人、マラソンを走ることにした。
young

3年のブランク。以前のようにガンガン走れない私にはホノルルはありがたかった。

なぜホノルルがありがたいかというと、この大会ほど初心者、ゆっくりランナーに向いた大会は無いからだ。
まず、ゴールの制限時間がない。時間に追われずゆっくりでもいい。
次に、気候が暖かい事。マラソンは冬のスポーツなので、歩いていたりすると寒すぎる事になるが、ホノルルはゆっくりでも気持ちの良い天候。
そして、参加者の多さ。規模の大きくない大会でゆっくり走ると、周りに誰もいないような淋しい状態になるはずだが、ホノルルは全行程歩くつもりの人も少なく、ゆっくりでも多くの人の中で走る(歩く)事ができて気持ちが切れない。

一応、大会前には駒沢公園の2kmコースを10週はしておいたし、全行程を歩かずに走ったが、3年前の記録より1時間も遅い記録でホノルルをゴール。
記録はさておき、まだマラソンをゴールできる事を確認できた事は嬉しかった。
hono

本日のTシャツは、98年のホノルル・マラソンの完走Tシャツ。
完走メダルは、キーホルダーになっていて、ゴール時に首にかけてもらえるのは、メダルではなく「貝のネックレス」。

今年のホノルルはこの前の日曜に行われたようで、「タレントの**が8時間で完走」などという記事も目にした。
42.195kmをゆっくり楽しみたいランナーには、ホノルルは一番のお勧め。
私もハワイ旅行を兼ねた機会がまたあったらいつでも喜んで走る用意はできている。

ちなみに、昨年のデータによると、完走者24526人のうち、16831人が日本人。2番目に多い米国人6917人の倍以上。海外マラソンだが、周りは日本人がいっぱい、という大会。