
10月28日は群馬県民の日。
県民の日は群馬県は祝日扱いで休みになるらしいが、こういうのも、日曜だと月曜が振り替え休日になるのかなあ?
というのも、私が育った京都には「府民の日」などなかったと思うから。
群馬と言えば高崎。
という事で、本日のTシャツは群馬県民の方々をお祝いして「高崎H3」のTシャツ。
高崎H3は、私が走っていたランニングクラブの高崎チーム。
なのだけど、今は活動していない?
そして高崎といえば、だるま弁当!いや・・・ダルマ。
今度日本に行く機会にはダルマを買って帰って、オースティンでインテリアとして飾りたいと考えている。
それというのも、ダルマには縁起物が隠れている、というウンチクを知ったからである。
そのウンチクとは、「ダルマの顔には縁起物の鶴と亀が隠れている」という事。
私はずっと、そういう事には気がついていなかった。

説明されて見てみると、あっ!確かに鶴と亀が!
(どこにいるか見えない方のための解答は最後に。)
こういうものを飾っておいて、家に来たダルマを知らない人が「コレは何?」と尋ねてくれば、その縁起物を説明すればウケたりもするかなあと思っている。
そういう場面で、「これは縁起物で目標を達成したら目を入れます」などと説明しても何が縁起がいいのか、いまいちかなと思うが、長寿の鶴亀が隠れているという事で「どこが鶴?亀?」と見つけて見たりすると、あ~なるほど!と説得力があってちょっとした会話つなぎに面白いかと。
実は同じ手法を別のお土産に使った事がある。
それは夫と婚約して初めて夫の両親にお会いした時。
何か手土産があった方がいいなあ~。できれば和風の物がいいなあ~、と悩んでいたら、当時仕事でお邪魔していた会社が偶然、別部門で美術館グッズを扱っていて、長野のとある博物館グッズに丸帯をアレンジした暖簾があると知った。
社長さんに、個人的にそれを購入できるかお願いして取り寄せていただいた。
その暖簾には、江戸時代のお正月飾りからとられた絵柄だという、大きなエビが描かれていた。
暖簾をただお土産に渡しただけでは、もしかしたらあまり印象のあるお土産にならなかったかもしれない。
だが、大きなエビ柄である。暖簾を渡しながら「日本では昔からエビは、年をとって背中が丸くなるような頃までいつまでも長寿で夫婦が一緒にいるという大変縁起の良いシンボル」と説明。
グッドラック物を理解していただいたのか、それ以来ずっと今でも夫の実家にはその暖簾が飾られている。
縁起物を信じる信じないとは関係なく、ちょっとした会話のきっかけが隠されている物を飾っておくのは面白いかもと思う。
さて、ダルマの鶴と亀、どこに隠れているか?
鶴は、真中で向き合った形で眉毛のところに、亀はヒゲの部分に甲羅が描かれている。
高崎ダルマは、このように鶴亀が描かれているという事だが、調べてみると、白河ダルマは鶴亀に加えて、もみ上げに松梅、あごひげに竹という「松竹梅」も加わったなんともめでたい顔になっているのだそうだ。