
昨日の米国版ぶどう関連大会に続き、本日は日本のぶどう関連大会もの。
9年前の今日、96年10月20日に行われた「勝沼ぶどう郷マラソン」の記念Tシャツ。
これは参加シャツではなく、大会会場で購入したもの。
参加者に配られたのは、Tシャツではなくテレフォンカードとぶどう。(スポンサーがNTTだからで、大会名の「トーク」もNTTの「19(トーク)の日から付けられている。)

ランニングクラブで、やや遠方の大会参加とクラブのランを兼ねて旅行が企画される事があった。どれも楽しかったが、「ランニング中毒者のための飲み会クラブ」というモットーがついている私がいたクラブにピッタリの企画の一つがこれ。
勝沼ぶどう郷マラソンの大会参加と、勝沼のワイナリーでワインを飲んで、走ろうという「ワインHASH」。
大会は日曜開催なので、土曜に勝沼の駅現地集合。集合時間にあった列車に乗れば、自然と他のクラブメンバーに車内で会ったりするので、既に団体旅行気分。
土曜はクラブのランなのだが、ただ走るだけではない。その一帯に点在するワイナリーを巡って走る。
ワイナリーでは、工場見学や試飲が行われているところが多いので、それをめぐるのだ。
つまり、走る→Aワイナリーで見学試飲→走る→Bワイナリーで見学試飲・・・・・・と何箇所ものワイナリーを走ってまわるのである。そしてランの最後は、葡萄の丘の上に建つワインセンター。
ここには、勝沼のワインが集められていて、全種試飲ができ、気に入ったワインが購入できる。

他のワイナリーの見学と違い、ここは有料で↑このようなソムリエがワインのテースティングに使う「タートヴァン」を貰う。
このタートヴァン、底の凹凸でワインの色などもチェックしやすいように作られているのだそうだ。
ソムリエはコレを首にぶら下げるらしく、ここのも首から下げられるようにリボンが付いている。毎日そのリボンの色が変わるのは、試飲にきた客がつぎはこれを持参でタダ飲みにするのを防ぐのを兼ねているのであろう。
かなりの種類のワインをワイン通になった気分で試飲するのは楽しい。クラブの仲間も一緒なので「どれが美味しかった」と情報交換しあうのも楽しい。そうやって飲んだワインたちは美味しかった。
半日そうやってワイナリーめぐりと走りを満喫し、宿に宿泊。
翌日は「ぶどう郷マラソン」。大会に参加する人もいれば、応援組もいる。
大会は20kmのファルトレーク(無舗装の自然道を含む)。
普段はビールをガンガン飲むクラブなので、昨日の飲みなれないワインを多種で体が辛いところで20km。

ゴール後↑DOWN DOWN~
ワイナリーを巡り、走り、みんなで宿に泊まり、大会に参加し・・・
秋の空気の中勝沼の町を走り、ワインを堪能するという季節感満載の、言うまでもなく、楽しい旅行だった。
秋のワイン、勝沼に出かけなくても同様の催しでワインを堪能できる機会には、ぜひ!!