04 Shoes for Austin T | 今日もTシャツ@TEXAS

今日もTシャツ@TEXAS

コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

144

フロリダの警察が「銃の保有を放棄しよう!」というキャンペーン・イベントを行った。
これは「あなたの持っている銃を引き渡してくれたら、引き換えにスニーカーまたは50ドルの商品券を差し上げます」というもの。
違法に所有されていた銃でもこのキャンペーンに持ってきたのなら、警察は入手先や個人情報は一切質問しないので、安心して銃にさよならしましょう、という趣旨。
何かのきっかけで手に入れてしまったが持っていたくない、足を洗いたい人などの背中を押す機会になることを狙っている。

これが今回大きなニュースになったのは、ピストルやライフルではなく「ミサイル・ランチャー」を持ってきた人がいたからだ。
警察は何も質問しない約束どおり、引き取ったのだが、予想外の「ブツ」に驚いているという。
警察は約束どおり質問はしないが、持ち込んだ人が報道記者に答えた話では「納屋を取り壊していたら出てきた。捨てたくて、大型ゴミを引き取る処理場に数件聞いてみたが、どこも引き取ってくれなかった。ここで処分できてよかったよ。」という事らしい。そして娘さん用のスニーカーを貰って帰られたとのこと。

納屋にミサイル。物騒な話だが、警察が引き取ってくれる機会があって、この方もほっとされたのではないかと思う。

本日のTシャツは04年の「Shoes for Austin」の5km大会の参加Tシャツ。
このShoes for Austinは、フロリダの何かと交換に靴をあげますというものではない。
Shoes for Austinは非営利の団体で、簡単にいえば、プログラムを終了した人たちに新品の有名ブランドのスニーカーを進呈するというもの。
しかし、ただ靴を配布するチャリティーではない。他のチャリティー団体と連動し、それぞれの団体がそれぞれプログラムのゴールを設定し、そのプログラムに参加して目標を達成した報償として靴を進呈する形をとっている。

例えば、親が適切な生活環境を与えられない子供たちを預かる子供シェルター(日本でいうと児童相談所かな)では「読書力を4ヶ月以内に向上させる」などといった勉学に関するプログラムがいくつかあり、これを達成した子供達に新しい靴が贈られる。
ただ、「物をあげましょう」などというのでなく、何かをやり遂げたお祝いに貰えるというのは、参加する子供たちにも、靴以外の将来の自分のためになる目に見えないものも得られることになる。

Tシャツの5kmRUN&ウォークは、この団体が資金集めのために毎年行っているイベント。
スニーカーに、乗馬用のブーツについているぎざぎざの金具(SPUR)が付いている絵柄が、テキサスっ。

靴も良いのだけど、私は、もし「5kg痩せたら達成の証に特製Tシャツさしあげます」というのがあればダイエットにも身が入るかも??