
<アトランタ旅行の話の続き>
試合の翌朝、アトランタを10時に出てオースティンに夜中の2時頃着がギリギリ。
が、昨夜夜更かししてるのでこの予定はボツ。途中どこかで1泊するしかない。
ならついでに、短時間で行ける一箇所くらい観光したい。
アトランタには93年に一度来ているのだが、その後オリンピックの開催があった事もあって、街の様子がかなり変わっていた。感心したのは、観光客が観光しやすい構造に街が作られていたこと。
93年に私がアトランタで周ったのは「ストーンマウンテン」「マーチン・ルーサーキングの生家」「コカコーラ博物館」「CNN本社」「アンダーグラウンド」。コカコーラがアンダーグランドの端に隣接していた以外は、離れて点在していた。
それが今回行ってみると、CNN本社の前にオリンピック記念公園ができ、その公園の周りに、水族館、子供ミュージアム、そして移転してきたコカコーラ博物館が並んでいるのである。そしてすぐそばには大きなホテル群が。
場所が動かせない「ストーンマウンテン」や「キング牧師の生家」などは仕方がないが、徒歩でも観光ができやすくなっていた。
と言うわけで、ホテルから近い「コカコーラ博物館」に寄って行くことにする。

↑チケットを掘り出してみたら、今回15ドルだった入場料、15年前は2ドル50セントだった。
ここでも4Dのミニ映画が上映される。水族館のよりは4Dの効果が楽しめたが、内容が「コカ・コーラ万歳!」のようなのが少ししつこく感じた。
あとは、コカコーラが瓶詰めされる工場のデモや、歴史の説明とともに山のようなコカコーラ・グッズの展示が楽しめる。

若き日の加山雄三さんも。
そういった展示を楽しんだ後、最後にたどり着くのは世界のコカコーラ製品試飲コーナー。
ヨーロッパやアフリカ、南アメリカ、アジアというコーナーそれぞれに、その地域でしか発売されていない製品が用意されている。
アジアのところで、日本の製品は「HI-C梅」と「ベジータベータ」が。「アクエリアス」は中国のものであったが、味は日本のものと同じ。アクエリアスを飲んでなつかしい味に、そういえばこういう味のはアメリカにないのかと気が付いた。
ヨーロッパの製品にはビターなものが多かったが、すっきりして私は好みであった。が、せっかくの日本の味のチャンスなので、梅を何度も飲んでおく。まわりの「ガイジンさん」たちは、梅は試飲しては「うへ~!」とスッパイ顔をしていたが。

出口を出る前に、写真左手のお土産ボトルが1本渡される。
Coca-colaの浮き彫り文字の下に、この博物館の名前「World of Coca-cola」の文字も入っていて、ボトルの底には「ATLANTA GA」の刻印。
右手の2本はついでに写真に写してみた私のコレクションで、真ん中のものが81年に限定発売された「日本コカコーラ25周年」記念ボトル。右端のものはこの裏に「2000年」のデザインがある「ミレニアム」記念ボトル。見えている斜めひし形のプリントデザインが、25週年ボトルの裏側のもプリントされている。
博物館を出る前に必ずグッズストアを通らなければいけない構造になっていて、珍しいTシャツがないか見てみたが触手に触れるものはなかった。
で、本日のTシャツは、93年に来た際にコカコーラ博物館で買った「USAオリンピック委員会」コカコーラロゴ入りTシャツ。
ランニングに使っていたので、腰周りがもたつかないよう短めにカットオフした。
同じ柄のランニングシャツとショートパンツも持っている。
コカコーラ博物館を後にし、ハイウェイをひたすら西に走る。
ルイジアナ州のShreveportという町で夜中に12時になったので、そこで1泊。
翌日またドライブを続け午後4時にオースティンに帰宅。
Shrevaportで具合が悪くなり始めた夫、帰宅後高熱でダウン。翌日息子がダウン。電話してみたら、同じ空手大会に行った人々、みんな同じひどい症状に見舞われていた。
電話した方の身内が医者で、まだ発症していない私に、予防に飲んでおくと症状がひどくならないからと「タミフル」を処方してくださった。
「タミフル」・・・日本では禁止になったのではなかったか?私のトシでは大丈夫なのかな。
すでに喉がおかしくなってきているが、躊躇してまだ飲んでいない。