
引き続きアトランタ遠征の話。
翌日土曜は一日中空手試合の日。息子が3部門、夫が2部門にエントリー。一般試合のあとは、グランドチャンピオン戦や表彰などがステージで行われ、その後パーティーという流れ。
朝から息子の試合、審判の都合上で、2リング分を合同で行うことになり、待ち時間が長い。
やっと始まった、最初の部門は敗退。
2部門目で、1位を獲得。
渡されたカードには「1位おめでとう。各部門1位を集めて17才以下の総合優勝を決めるグランドチャンピオン戦の出場資格が与えられました」と書かれている。
えっ?グ、グランドチャンピオン戦?なんだか冗談のような・・・
続く3部門目は6~8位に贈られる「ファイナリスト」を獲得。(各部門上位8位までが入賞)

昨日の3位のトロフィーと、ファイナリストのメダル、そしてでかい1位のトロフィーを手に興奮の息子(と私)。
グランドチャンピオン戦のリングに向かう。今回のや、前回のUSオープンなどのような大きな大会は、全米年間チャンピオンランキングのポイント対象になるので、見慣れた顔ぶれがそろっていたりする。
息子には勝ち目はほぼないと思えるが、本人はやる気満々。
いつもは試合前にもウォームアップなどきちんとしないのに、チャンピオンの集まったリングで、気合の入ったジャンプをウォーミングアップしている。鼻息が聞こえてきそう。
17才以下グランドチャンピオン戦は17人が集合。順番が決められ技を披露していく。
いつもより気合の入った息子、勢い余って、本来は床を殴るような動作を寸止めするところを、思いっきり実際に床を殴ってしまった。「骨折れたかも。。」渋い顔で演技を終える。いやはや・・・
もちろんグランドチャンピオンにはならなかったが、チャンピオンたちと袖を交えるのは良い経験になったと思う。「骨折り損のなんとやら」ではない。(骨も折れていなかった)
夫のほうは、息子の試合を観ているうちに最初の部門が終わっていて逃してしまい、1部門のみ戦い敗退。
が、スポンサーブースを出していたメーカーの「一本彫り木刀が当たる」という抽選に応募していたのが、みごと当選。持ち手の部分に龍が掘り込んであり、刀体部分には今回の大会名が堀刻んである特製品である。
上質の木らしく、重みもある。これを手に、今度は夫が大興奮。
夜7時からは、ステージでのグランドチャンピオン戦ほかのショーが始まる。
内容的には、前回のUSオープンとほぼ同じ、更にここに出てくるチャンピオンの顔ぶれも同じような顔ぶれで、同じような演目で、ちょっと退屈気味。
だが、ここで勝った各部門のグランドチャンピオンに副賞として贈られる品が紹介されて驚いた。夫が当たったのと同じ「大会特製木刀」がチャンピオンに盾と一緒に贈られるのだ。
なんとグランドチャンピオンにしか贈られない品が、夫の手にもあるのだ。
なんだか我が家にはラッキーな一日だった。これで私が何か手にしたらパーフェクト・ラッキーだよね~と思ったが、ショーのリングからプレゼントTシャツが投げられたのは、私の前に座っている人がゲットしてしまった。おしいっ。
ショーが11時ごろ終わったあとは、地元の女性ボーカル3人組「HUSSH」を迎えたパーティーが行われる。
息子は子供たち同士でホテルのラウンジで遊んでいるし、夫は空手の道場マスターや仲間とバーに。アルコールが飲めない私は、先に部屋に戻る。
明日はまた長距離ドライブの予定なのだけどなあ。いいのか寝なくて?
空手家たちの夜はまだまだ、長い。
本日のTシャツは、昨日記念Tシャツの他に出ていた「エリート8」つまり入賞した8人向けにデザインされた「バトル・オブ・アトランタ入賞Tシャツ」。
昨日載せたTシャツの自分用は最後に買ったので、その前にこちらの着られそうなデザインの方を先に自分用に大会記念に買ってしまっていたもの。
息子は1位をとったのでGOLD。この文字の部分が「GOLD」「SILVER」「BRONZE」「FINALIST」の4種が用意されていた。