
英国のサッカーのスタープレイヤー、ベッカムがロサンゼルスのチームに移籍したらしい。
らしい、というのは、オースティンではそれほど話題にはなっていないから。全国放送のTV番組でも「ベッカムはいったい何がしたいのか?こんなサッカーの将来がない国で?」などとジョークのように扱っていたのを目のした。
地元ロサンゼルスでは、もっと騒がれているのだろうか?
と言われてみて、疑問に思った。米国にプロのサッカーチームってあったのか?
調べてみると、MLSという「メジャー・リーグ・サッカー」というのが存在する。テキサスにもダラスとヒューストンに、メジャーリーグのチームがあるらしい。知らなかった。
知らなかったと思ったが、チーム名を見ていて、私は過去にこのメジャーリーグのチームの試合を見に行ったことがあるのに気がついた。
私が観戦(応援?)に行ったのは「DCユナイテッド」というワシントンDCのチーム。試合を観たスタジアムは東京の国立競技場。96年~97年の頃。
走り仲間の一人が仕事がワシントンDC関係で、チケットがあるというのでみんなで観に行った。DCユナイテッドの大きな応援旗を手渡され、今でもウチに残っているので「そういえば!」と思い出したのだが、相手チームがどこだったのか全く思い出せない。確か別の米国のチームだったように思うが、なぜ、日本で試合していたのだろうか?
Tvで「サッカーの将来がない」ようなことを言っていたと書いたが、確かにサッカーはフットボールやバスケット、野球ほどにはわだいにならないように思う。だが、私の住む周りでは、サッカーチームに入っている子供達は多く、人気のスポーツだと思われる。多分野球より、子供の参加率は高いと思う。
近所のサッカーをやっている女の子のお母さんがある時言ったこと。「サッカーはほとんど常に走り回るから良い運動になるわよね。だってほら、野球だと守備の時は球がこなきゃ待ってるだけだし、攻撃も順番まちの方が長いでしょ。サッカーの方が面白いわよ」。
なるほど、そういう考え方もあるのだなと思った。その女の子自身も「結構激しいのよ、ぶつかったりすることもあるし、でもそこが面白いのよね」。どうもずっと動き回るエネルギーが有り余っているようだ、子供たち。
で、オースティンでサッカーをやってる子供達は、みんなベッカムを知っているのだろうか?謎である。
本日のTシャツはサッカーもので。オースティンの北にある、WACO市に位置するベイロー大学の、女子サッカークラブのTシャツ。