SAMURAI H3 T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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夫と息子が通っている空手の「黒帯授与式典」の日。
この空手道場では、年に1度黒帯の昇進試験があり、パスした者が、この式典で正式に黒帯を授与される。今年は5人がブラック・ベルトとなった。

式典は、ショーアップされていて、メインの黒帯授与、12歳以下のジュニア黒帯の授与式、各MVP賞の授与の他、柔道のデモンストレーション、護身術、板やレンガ割りなどの武道の演技も、毎年異なった趣向が盛り込まれている。

今回、柔道の演技の時には、最初に「柔道は日本で生まれた武道で、JUDOの意味は「Gentle Way」である。本当にGentleなものか、いまからお見せします」というような説明がなされた。技を披露するのに、司会者が「次の技は**Sweep」などと技の名前を英語でアナウンスする。最後に司会者は「技名が英語になおされていて助かりました。原稿には**Otoshiなどとも書かれているけど読むのが難しいので」と一言。
地元の日本人会踊りチームが、日本の踊りを披露した年もあった。やはり少しでも日本が出てくると嬉しい。

そうやって少しは日本も出てくるのだが、日本人の先生も生徒もここの道場にはいない。
この道場の流派は「アメリカン・トラディショナル」である。そして道場マスターの先生が、今回のような場で「正装」として着用されるのが、いつも「星条旗柄」なのだ。
karate

最初に見た時は、この派手さに驚いたが、今では慣れてしまった。
普段はこの柄は着用されない。
この道場では、黒のものがユニフォーム。ブラウンに昇格すると赤、黒帯に昇格すると自分の好きな色の着(ギ)を着る事が許される。この先生は普段は黒などのベーシックなものなのだが、式典の場には星条旗柄と決めていらっしゃるようだ。
黒帯は好きな色を着るのだが、最近黒帯女性の間で登場したのが「ピンク」。ピンクはガン撲滅運動のシンボルカラーとなっていて、そういう意味合いでピンクを着始めた方がいた。その後ピンクがポツポツと増えていった。場が明るくなって良いと思うが、オリンピックの柔道で「カラー柔道着は認めない」とされていたのとは、遠く離れた光景である。

来年のこの式典、夫が黒帯、息子がジュニア黒帯の、ダブル授与の可能性もありうる。
そうなったらカメラや携帯を懐に入れておかないように気をつけるように覚えておこう。
黒帯の授与は、先生がブラウンのベルトをほどき封印したあと、黒帯を巻くのだが、今日ひとり、ブラウンの帯がほどかれた瞬間に、懐にいれてあったデジカメがゴトン!と床に落ちた人がいたのだ。厳かな雰囲気で進められていたセレモニー部分だったのに、笑いの場面になってしまったのだった。
でも、懐にいれたまま忘れていたのが、変な物じゃなくてカメラで良かったけれど。

本日のTシャツは、武道という事でさむらい柄の、SAMURAI H3(ランニング・クラブ)の、ビールで目が血走るサムライ柄Tシャツ。

式典のあとは、場所を変えてパーティー。目が血走るほどは飲まないとは思うが・・・

新黒帯さんたち、おめでとう。