96 ハノイH3 子供の日RUN T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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5月5日の背比べ♪ 子供の日である。
本日のTシャツは、96年のハノイH3の「子供の日RUN」のシャツ。
子供の日だから、Children's Dayと書かれたこのシャツだな、と思って引っ張り出したら、6月1日となっている。ベトナムの子供の日は6月1日なのであった。

東京H3のSW氏からいただいたもの。
私にはサイズがやや小さめ。そのため、着られなくはないがあまり着た事がない。一度「確かに着た」と覚えているのが、子供がおなかにいた年の子供の日だ。

その年、4月に妊娠中毒症で入院するはめになった。かなりおなかが大きくなっていた時期である。
産休に入り、家で好きなことができると思った矢先の入院指令で、しかも季節は春。入院中はトイレに行く以外は歩いてもダメ!という安静を言い渡されていたので、気持ちよさそうな窓の外を眺めながら、たいくつで仕方がなかった。
ようやく一時退院のOKが出たのが、5月5日子供の日。夫に「帰れるから着替えを持ってきて」と頼んだ。当時、大きなおなかに合わせ、手持ちのTシャツコレクションの中の、サイズの大きいものを着て過ごしていた。夫もそんなことは承知しているだろうと思ったが・・
「はい!」とバッグから取り出されたのは、普段でもサイズが小さめの、このハノイH3シャツだった。
「えっ?こ、これ?着られないかも・・」というと「子供の日だからこれがいいかな~と思った」との事。
なんとか着ることはできたが、ものすごく着心地が悪かった。
そういう子供の日の思い出のある、子供の日Tシャツだ。

この入院の時、大部屋でみんな食事制限(私は塩分と甘いもの制限)がかかっていて、ベッドの上で退屈しながら話すことは「あれが食べたいね」という話題がダントツに多かった。
甘いものを食べられない私の唯一の「甘い味」が、食後に飲む「小児用バファリン」オレンジ味だった。血液をサラサラにして流れやすくするためだという。
胎教になったのか、生まれた子供、今オレンジ好きである。