6月
⚜️
転院先3度目の通院日
朝一の予約8:30は受付開始前なので外来窓口へ直行するよう指示される。
今回はこの病院で初めての腹部エコー。
木・金の検査は大学病院からやってくる医師が行うらしいが(練習だろ)
私の検査は診察開始前にインチョーが大急ぎでやってきてテキパキ検査。
優しい女性職員さんが検査室に付き添ってくれ、
ベッドに寝かされ、下着にゼリーがつかないようにタオルを上下に当ててくれ、
そしてパンツが勢いよく危険水域ギリギリまで下げられた
(心の声)「ヒエ〜 何でこんなところまで丸出しなんだ」
バツの悪さ100%、タオルケットをかけてもらって待機。
間も無くインチョー登場、テキパキ検査、〆は下り一直線
膀胱あたりをグルグル、そして疾風の如く去っていった
後で腹部エコーのトレーニング動画を見て、
肝臓以外もあれこれと見てくれたことがわかった。
あれが専門医と総合診療医の違いなんだと改めて転院して良かったと思った。
検査終了後は同職員さんが速やかに現れ、お腹を拭いてくれ
終始にこやかにお世話してくれた。
ちょっと考えれば医療機関で受けられる当たり前のケアであっても、
転院前の 元親方ビョーインでは一切やらない。
おっさんにベッドに腹出して寝るよう指示され、
服を脱いで横になったところに登場、
使い捨ての不織布を渡され、自分で当てるよう言われ、
当然へそまでガッツリ隠す。
終わったらおしぼりを手渡され(一応暖かい)、
寝転がったまま自分でゴシゴシ拭く。
受付にも女性職員がいるのに患者が全部自分でやる。
あの病院では、患者は食い物にするだけの存在、
常識的なお世話でさえ必要ないという姿勢が
エコー検査一つ見てもはっきりと現れている。
実に💩である。
血液検査を受け、20〜30分後診察室に呼ばれた。
インチョー「元親方病院のエコー検査機器は
肝臓の硬さまで見れる良いものですが、
うちの検査機器はそんないいものではありません。」
「私はインチョー先生の診断の方を信頼します。」
ジイの元ケアマネの話:
「あの元親方病院は高価ないい検査機材を持っているのに、
使いこなせる職員がいないらしいwww」
露骨にバカにした話だが、恐らくどこかの開業医から聞いた話なのだろう。
さすが万年ワースト1のレベルを誇るあの病院らしい暴露話である
インチョー は詳細に映った肝臓の画像を何枚も見せて丁寧に説明してくれた。
2年前に起きた強い炎症がアバタ状態を作っているのを初めて知った。
インチョー 「腹腔鏡でとったボコボコの肝臓の写真を見たことがありますか?
あれほどひどくはないと思いますが、
あんな感じになっているのだと思います。
検査結果の数値は正常なので、働きは正常です。
脂肪肝と言われているのですが、
腎臓と肝臓の色を比べると肝臓の方が白っぽくなっています
炎症の跡に白く小さい脂肪が点在しています。
エコー検査の目的はそこから病気が出ないか確認するためです。」
はいつも画像をポンと一枚映し出して
血液検査結果同様、数値を読み上げるだけ。
その数値の意味さえ説明しなかった。
だんだん分かってきたのは、
一番最初からガンが出ることを密かに期待していたこと、
最初の半年は血液検査で、半年後からはエコーでガンを探していたこと、
長期的な観察やデータ取りの目的があることをプンプン匂わせていたこと、
再燃時、ステロイドが効かなくなった場合、
アザチオプリンではなく別の免疫抑制剤を密かに使おうとしていたこと、
私はモルモットだから、2年前の退院直後から転院させまいと必死だったということ。
インチョーとを比べると、誠実に治療をしてくれる医師と
腐敗臭しかしない医師との違いがハッキリクッキリわかってくる。
念の為、からの紹介状の中にNUDT15遺伝子検査結果があったか確認すると
案の定、もらっていないとのこと
インチョーは「ありません」と言いながら、手元の紹介状ファイルを確認した。
大量の血液検査結果のコピーと、小さな画像(3cmx4cm程度)がプリントされた
エコー検査結果程度のようだ。
あんな血液検査結果なら私も持っている。
1月5日、転院後初めての診察の時、
インチョー 「からいただいた情報はしっかりとした十分なものです。」
と嬉しそうにしていたのを見て、
(心の声)「へ マジか 疑 疑 疑❓🧐」
(さすが、私)
疑っていた通り、インチョーには大切な情報は渡していないのだろう。
やはり最後の最後までやることがキッタネー
「2000点の検査で、特定の病気には一生に一度だけ保険が効くので、
治療費が激安の内にやってもらったのです。
最初先生は、うちではやっていない検査と言ったので、
サイセー会ビョーインに行くと言ったら、すぐに検査やってくれました
では、遺伝子検査結果のコピー持って来ますね。」
インチョー「2000点ですか〜
検査結果のコピーを持っていらっしゃるんですね
では次の受診日にお願いします」
それから、4月、ブートキャンプでお尻を痛めてしまい、
その時の骨密度検査とレントゲン検査結果を説明し、
今のところステロイド骨粗鬆症の心配はないようであると報告。
インチョー「それはこれまでの骨の貯金があったからです
食事とか運動とか気をつけていらしたからです
でもステロイドはよくないので、数値が2年安定したら
減薬をしていきましょう」
私は食事も運動も気をつけるどころか、長年の不摂生には自信がある。
かろうじて骨に良いことをしたと思われるのは2点だけ。
わんこに引きずられ、台風の真っ只中であろうと、
数年間ひたすら毎日歩き続けたこと。
その前は茶色いお砂糖と濃厚な牛乳をたっぷり入れた紅茶を毎日がぶ飲みしていたこと。
食事の不摂生に加え、ケツからヤニが出そうなくらいタバコを吸いながら
紅茶をひたすら飲み続けた。
イギリスの牛乳は日本の牛乳とは比べ物にならないくらい濃い。
成長期をとっくに過ぎていたのに身長が2cm伸びた。
毎日牛乳をがぶ飲みした友人は5cm伸びた。
牛乳はむしろ骨折すると言われているが、
自分の経験から思うに、若い頃に牛乳を飲むことは
やはり骨にいい影響があるのではなかろうか。
今回の血液検査結果:
AST19
ALT13
γーGT 15
IgーGはその日に結果が出ないので不明。
そういえば前回も前々回も検査結果を聞いていない。
問題があれば何か言われるだろう。
中性脂肪257( すげー)
HDL75
LDL168 これでも今までで一番少ない
HbA1c 5.8 0.2増えている。炭水化物爆食の結果だろ。
血糖値 99
LDLコレステロールは140くらいまでは下げたいと言われた。
でも最終的に、スタチンはこれまでの10mgで変更無し。
4月に入った途端、ジイの老化・老衰が加速し、訪問診療等、問題が山積、
肝心のケアマネからは途端に冷たく突き放され、
肉体的精神的ストレスで、白米・そうめんドカ食い、アイスクリームを
一度に3〜4個ずつ食べ続ける日々
体重が2kg増えてしまった。
それを聞いた瞬間、
インチョー インチョー
「アイスキャンディではなく。。。アイスクリームを一度に4個ですか。。。」
ただ、ジイの訪問診療・介護関係のドタバタについては
インチョーがとってもよく聞いてくれ、今後のアドバイスをしてくれた
この病院は総合診療科の常勤医が訪問診療も行っている。
手が足りない時はインチョー自ら走り回っていると聞いた。
現場の訪問医としての親身なアドバイスが心に響いた
転院して本当に良かった
以上