(つづき)

次は、飯高寺です。

「はんこうじ」って呼ぶらしいです。

ここ、かなり有名らしいので、飯高神社を参拝する際には、必ずこの寺院も参拝していただいた方がよいかと思います。

さぁ、早速いきましょう。

まずは総門です。


門をくぐると、木々に囲まれた奥ゆかしく静かな小道が続きます。


左に目を向けると、飯高寺の由緒が書かれています。


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ここでちょっと飯高寺について

長くなってしまったので、面倒だったら読み飛ばしてくださいね。

飯高寺は、日蓮宗の寺院で、かつては飯高檀林(いいだかだんりん)と呼ばれる『学問所』だったようです。

檀林っていうのは、仏教僧侶を教育する機関で、「僧侶の学校」「仏教の大学」のような位置づけです。

日蓮宗の中で非常に格式が高く、規模も大きい学問所として知られていました。

創建は、天正元年(1573年)、要行院日統(ようぎょういん にっとう)という日蓮宗の僧侶が、光福寺(匝瑳市飯塚)で学校を開いたのが始まりとされます。

続いて、京都から、これまた日蓮宗の僧侶である教蔵院日生(きょうぞういん にっしょう)を招き、天正8年(1580年)に妙福寺という場所へ学室を移し、これが飯高檀林の発祥の一つとなります。

のちに土地の有力者(平山刑部など)の援助を受け、現在の地(飯高)へ移されました。

檀林では、僧侶・学僧が修行・学問を積むために8つの課程が設けられており、全課程を終えるには 約36年の歳月を要するものだったと言われます。

講堂、鐘楼、鼓楼、総門など建物が整備され、学問・修行の場として機能しました。 

36年って、、、脱走者たくさんいたんじゃないですかね?(笑)

この檀林は、徳川家康などからの寄進・外護も受けていたようでして、「飯高寺」の名前が使われるようになったのは、家康から朱印地30石が寄進されたとき、その寄進状に「飯高寺」という名称が使われたことに由来するとされています。

30石って、今の年収で言うとどのくらいなんですかね?

キムタク主演の邦画『武士の一分』で、キムタクが30石だったかなんかだった気がしますが、よくわかりません。

明治維新後は、明治5年(1872年)の学制発布により、檀林制度が廃止され、飯高檀林も明治7年(1874年)に廃檀となってしまったようです。

廃檀後も多くの建物が保存されており、現在では、総門・講堂・鐘楼・鼓楼が国の重要文化財に指定されています。

また、境内全体は県指定史跡として保護されています。

建築物としては、江戸時代の様式をよく残しており、講堂の大きさなどが県内でも最大級とされています。

季節ごとの自然との調和も魅力で、春には牡丹(ぼたん)、桜など、紅葉なども見られ、多くの訪問者を魅了しています。 
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さて、この小道を進んでいくと、遠くの方に、本堂が見えてきます。


素晴らしい景色です。

なにか、すごいパワーを感じます。

妻も思わず、「ここで宇宙と繋がりたいと思います。」と、たぶん元は大きな杉の木だったと思うのですが、小道脇にあった切り株の中に入って、アカシックレコードにアクセスを試みます。


本人曰く、「あぁ~気持ちいいぃ~」だそうです。

なんのこっちゃ(笑)

さて、もっと進むと、本堂の敷地に入る前の左側にお稲荷様が。


僕は一応、お家でお稲荷様を祭っているので、ここでもあいさつ。

ただ、やっぱり蚊が多いので、一礼のみ。

たぶん、仏様系のお稲荷様なので、合唱一礼でよいはず。

とはいえ、本当に、神様仏様と繋がれる桜井識子さんは良いですよねぇ。

見える神様や仏様やお稲荷様やそのた八百万の皆さま方がどのような方々なのかわかって、繋がってと、くぅ~うらやましいぃ~。

前世でとんでもなく良いことを成されたのでしょうかねぇ。

僕らもいつかは。。。



さぁ、やっと、本堂の敷地に入ります。

 

左手に鐘。

 

右手に鼓楼(ころう)。

 

正面に本堂。


大きい本堂です。

とても威厳があります。

ここでたくさんの僧侶が36年間もの時間をかけて、勉強をされていたのですね。

新入生と36年生は、もう、親子以上に年が離れてたでしょうから、関係性がよくわからないですよね(笑)

この本堂正面の廊下も一休さんみたいな子たちが毎日、毎日、掃除をしたりしてたんでしょうね。


なんか、やっぱり、すごい、歴史という積み重ね?重み?重厚感?を感じます。

みんな、いろいろな志を持って勉強をしてたんでしょうね。

今の日本とは大違いですね。

単にみんなが勉強するからしてるだけ、みんなが大学行くから行くだけ、みんなが就職するから就職するだけ。。。

こんな日本に誰がした。

いやいやいや、だめだ、やめよう。

どうしても思想寄りになってしまう。

楽しいブログにしていくぞ!!と。



さぁ、みなさん、いかがでしたでしょうか?

今回の『神様を助け隊』シリーズで、ご紹介したかったのはこちらで紹介した『飯高神社』です。

 

 

本当に情緒あふれる自然豊かな地域でした。

飯高神社のご祭神は天御中主命(アメノミナカヌシミコト)です。

古事記でいうところの、一番最初に成った神様です。

大宇宙の神様って思っていただいてもよいと思います。

みんなで参拝して、たくさんお願い事(信仰)しましょう。

桜井識子さん曰く、そうすることで神様のパワーがもどるらしいので。

駐車場も大きくて、入りやすくて、トイレもきれいです。

ぜひ、みなさんにも参拝に足を運んでいただけたらなぁと思います。

それでは、またぁ~。