日常生活で何か「変化」が起こるときに、必ずと言っていいほどじわじわと心を蝕む不安。
一度広がり始めるとあっという間にわたしの心を飲み込んで思考まで停止させる。
不安の中は暗くて先の見えないトンネルのようで、進めばいいのか戻ればいいのか、どこまで続いているのかも全く分からなくて怖くなる。
元の明るい世界に戻れるのだろうか。一生この暗いトンネルの中にいなくてはいけないのだろうか。抜け出せたところでまたこの暗闇に戻ってしまうのではないか。そんな不安が永遠と胸の中に湧いてはわたしの喉をグッと締める。呼吸の仕方がぎこちなくなり始めるともうそこからは一人で抜け出せない世界にいる証拠だ。
怖い、怖い、どうすればいいの。どうすれば戻れるの。どうすればぬけだせるの。
誰にも言えないこんな不安。誰かに話せばいいのかもしれないけれど、そうすることで余計戻れなくなりそうで怖くて言えない。ただ一人耐えるしかない。
暗いトンネルの中、何か光を見つけなくてはいけない。その光がなんなのか、全く分からなくて苦しむ。
今日は描くことで気持ちが落ち着きそうだったからよかった。
心の中を曝け出す相手は誰か特定の人じゃなくてもいい。そんなことに気づけないくらいわたしは追い詰められていた。久々に。
不安でいっぱいになるけれど、きっと全部何とかなるよ。大丈夫。
極彩色の苦しみを不安を目に焼き付けよう。
わたしはわたしが思っているより強いから。思考にとらわれないように。大きく息を吸って。無理して周りに合わせなくたっていい。マイペースに。自分の心に従って。
大丈夫、今日のわたしは明日のわたしの、未来のわたしの味方だから。
誰よりもわたしはわたしの幸せを願っている。わたしのことを信じている。