こんにちは。千葉です。
まあなんですか、選挙が終わったからなのか、と言われても仕方がないだろうほどに福島第一原発をめぐる厳しい状況が発表されております今日このごろ。収束していない、と認めたはずの首相は対応したんですかね、再稼働じゃなくてさ。
*************
嫌味はまあさておいて。
えっと、先ほど友人から教えられて知ったこのニュース、衝撃でした。
◆<監督交代のお知らせ>(大宮アルディージャ)
えー。残留職人として名を馳せてきた大宮アルディージャですが、昨シーズン中盤からいわゆる「残留力」ではくくれない組織的力をつけて、リーグ最多の連勝記録を作ってみたり、リーグ中断前までは首位だったりとこれまでにない活躍を見せて来ました。
組織的な堅守、優秀な人材を得たなどなどの幾多の要素は挙げられましょうけれど、その中心には明らかに2012年シーズンの半ばに着任したズデンコ・ベルデニック監督の存在があったと言えましょう。って、そんなにがんばって妥当を得られるように努めずとも明らか、ですよね。たしかに、落合さんは「プレーしてるのは選手、監督どうこうじゃないよ」とよく言われていましたが、野球のように選手一人一人が局面を任されるスポーツとは違って、サッカーでは組織そのものをどうつくり上げるかが何より重要になると千葉は思います。少なくとも、タレントを適切なときに拾い上げることが肝要な代表とは違う、一年を闘うクラブチームには、組織が何よりも、と言いたくなるほど重要でしょう。
しかるに、ですよ。たしかに、首位陥落以降どうにも明るい方向が見えない(負傷等で離脱している選手が帰ってくれば、ということしか言えない)けれど、その状況を変えるためにやることが監督の解任?まさか、っていうかありえないっしょ。
*************
千葉にしっくり来るたとえ話をします。もしかするとわかりにくくなるかもしれませぬがその辺はご容赦を(笑)。
シーズン序盤を優位に勝ち抜いてきたレーシングチーム、しかし中盤にさしかかってライヴァルの追撃も厳しくチームのミス、メカニカルトラブルも続いて上位にはいるけれど引き締めやより一層の開発が求められる状況にあると言えるだろう。
そこで改善のため、チーフデザイナーを解任します!
…このでたらめなたとえ話くらい、状況認識と行動がかみ合ってない話なんですよ、これ。理由としてあげられた「シーズンの目標を達成するため」チームの中心にいる「監督の退任」を発表する。ごめん、噛みあわなくて気持ち悪い。
たとえば、ですけどピットストップのミスで、カーズのトラブルでエイドリアン・ニューウェイを手放すレッドブルがありますか?マシンに速さがないと繰り返し語る実力最高のドライヴァを問答無用に解雇するようなフェラーリがありますか?まさか。でもこれ、そういう話なんですよ。
こういうときには、嫌いな言葉だけど便利なアレの出番でしょう。ええ、「説明責任」ってやつ。チームとサポータの関係は信頼関係あってのものですから、その判断が妥当だと思える某かの説明なしに、この先のシーズンを共に戦うことなどかないますまい。
…きっと電話もメールも大量に来るんだろうなあ、メールは申し訳ないけど定型文でお返しするとしても電話ではお一人につき数十分にわたる議論をするはめになるんだろうなあ…
と、他人事ながら心配になるニュースでありました。きっとね、そういう個別対応では収まらなくなってサポータ集会が行われるね、きっと。いやはや…
*************
さて、スポーツの他にも信頼関係によって成り立つものはいろいろとございます。その代表のひとつが代議制を採用している政治であることは申し上げるまでもありますまい。であればその言動において「誤解」を招くようなことがあれば、一方的な通告によるのではなく双方向的な対話によってその「説明責任」を果たす必要がありましょう。それはスポーツにおいてプレーで勝利で信頼を勝ち得るのと同じ、避けられないものであるはず。ではありながら、彼らはよく一方的に話す、リリースを出す。会見に時間の限度、また再質問の禁止などを行う。それで信頼関係が築かれるわけ、ありますか?
千葉が代議士と彼らを呼ぶのは何も口舌の徒、なんて悪口を言うためではありませぬ。そもそも彼らの職責が主権者たる国民の代わりに議事を行うことだから、政治家なんてただの職業呼称に還元する事をしないためにこのように書き続ける次第なのであります。こう正しく称することによって彼らがまずは言葉にてその職を成り立たせるものであることを示す、その上で自身の言葉において自らを明かすことを求めたい、と思う。一回話したから、リリースを出したから、…そういアリバイを求められているのではない、もし伝えられるものが誤解であって、「真意」なるものが存在するのなら、それこそ「説明責任」を果たすべき何ものか、でありましょうよ。それが認識や理解の問題であるのならなおのこと、言葉を尽くして説明を試みるべき、でしょう。
まあいいや、これ以上は書きますまい。この場合、説明責任があるのはこっちじゃないしね(笑)。
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時事ネタ、そろそろ復帰します。まあ、今日は前段のほうが重くて大きいんですけどね、個人的に…ではまた、ごきげんよう。
まあなんですか、選挙が終わったからなのか、と言われても仕方がないだろうほどに福島第一原発をめぐる厳しい状況が発表されております今日このごろ。収束していない、と認めたはずの首相は対応したんですかね、再稼働じゃなくてさ。
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嫌味はまあさておいて。
えっと、先ほど友人から教えられて知ったこのニュース、衝撃でした。
◆<監督交代のお知らせ>(大宮アルディージャ)
えー。残留職人として名を馳せてきた大宮アルディージャですが、昨シーズン中盤からいわゆる「残留力」ではくくれない組織的力をつけて、リーグ最多の連勝記録を作ってみたり、リーグ中断前までは首位だったりとこれまでにない活躍を見せて来ました。
組織的な堅守、優秀な人材を得たなどなどの幾多の要素は挙げられましょうけれど、その中心には明らかに2012年シーズンの半ばに着任したズデンコ・ベルデニック監督の存在があったと言えましょう。って、そんなにがんばって妥当を得られるように努めずとも明らか、ですよね。たしかに、落合さんは「プレーしてるのは選手、監督どうこうじゃないよ」とよく言われていましたが、野球のように選手一人一人が局面を任されるスポーツとは違って、サッカーでは組織そのものをどうつくり上げるかが何より重要になると千葉は思います。少なくとも、タレントを適切なときに拾い上げることが肝要な代表とは違う、一年を闘うクラブチームには、組織が何よりも、と言いたくなるほど重要でしょう。
しかるに、ですよ。たしかに、首位陥落以降どうにも明るい方向が見えない(負傷等で離脱している選手が帰ってくれば、ということしか言えない)けれど、その状況を変えるためにやることが監督の解任?まさか、っていうかありえないっしょ。
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千葉にしっくり来るたとえ話をします。もしかするとわかりにくくなるかもしれませぬがその辺はご容赦を(笑)。
シーズン序盤を優位に勝ち抜いてきたレーシングチーム、しかし中盤にさしかかってライヴァルの追撃も厳しくチームのミス、メカニカルトラブルも続いて上位にはいるけれど引き締めやより一層の開発が求められる状況にあると言えるだろう。
そこで改善のため、チーフデザイナーを解任します!
…このでたらめなたとえ話くらい、状況認識と行動がかみ合ってない話なんですよ、これ。理由としてあげられた「シーズンの目標を達成するため」チームの中心にいる「監督の退任」を発表する。ごめん、噛みあわなくて気持ち悪い。
たとえば、ですけどピットストップのミスで、カーズのトラブルでエイドリアン・ニューウェイを手放すレッドブルがありますか?マシンに速さがないと繰り返し語る実力最高のドライヴァを問答無用に解雇するようなフェラーリがありますか?まさか。でもこれ、そういう話なんですよ。
こういうときには、嫌いな言葉だけど便利なアレの出番でしょう。ええ、「説明責任」ってやつ。チームとサポータの関係は信頼関係あってのものですから、その判断が妥当だと思える某かの説明なしに、この先のシーズンを共に戦うことなどかないますまい。
…きっと電話もメールも大量に来るんだろうなあ、メールは申し訳ないけど定型文でお返しするとしても電話ではお一人につき数十分にわたる議論をするはめになるんだろうなあ…
と、他人事ながら心配になるニュースでありました。きっとね、そういう個別対応では収まらなくなってサポータ集会が行われるね、きっと。いやはや…
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さて、スポーツの他にも信頼関係によって成り立つものはいろいろとございます。その代表のひとつが代議制を採用している政治であることは申し上げるまでもありますまい。であればその言動において「誤解」を招くようなことがあれば、一方的な通告によるのではなく双方向的な対話によってその「説明責任」を果たす必要がありましょう。それはスポーツにおいてプレーで勝利で信頼を勝ち得るのと同じ、避けられないものであるはず。ではありながら、彼らはよく一方的に話す、リリースを出す。会見に時間の限度、また再質問の禁止などを行う。それで信頼関係が築かれるわけ、ありますか?
千葉が代議士と彼らを呼ぶのは何も口舌の徒、なんて悪口を言うためではありませぬ。そもそも彼らの職責が主権者たる国民の代わりに議事を行うことだから、政治家なんてただの職業呼称に還元する事をしないためにこのように書き続ける次第なのであります。こう正しく称することによって彼らがまずは言葉にてその職を成り立たせるものであることを示す、その上で自身の言葉において自らを明かすことを求めたい、と思う。一回話したから、リリースを出したから、…そういアリバイを求められているのではない、もし伝えられるものが誤解であって、「真意」なるものが存在するのなら、それこそ「説明責任」を果たすべき何ものか、でありましょうよ。それが認識や理解の問題であるのならなおのこと、言葉を尽くして説明を試みるべき、でしょう。
まあいいや、これ以上は書きますまい。この場合、説明責任があるのはこっちじゃないしね(笑)。
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時事ネタ、そろそろ復帰します。まあ、今日は前段のほうが重くて大きいんですけどね、個人的に…ではまた、ごきげんよう。