こんにちは。千葉です。
えっと、昨日突然にこのブログへのアクセスが増えていまして。「やったあ、これで王子ホールもトッパンホールも満席だよ、羨ましいなぁ…」と思っていたのですが。どうもですね、某HMVさまがキタエンコ&ケルン・ギュルツェニヒ管のショスタコーヴィチ交響曲全集をかなりのお値打価格で販売したことの余波だったみたいで。残念、とは思うけれど、きっと見てくれた人の中で行きたくなった人も、いるんじゃないかなぁ…
なお、キタエンコのショスタコーヴィチについてはひと通り聴いたあとにさくいん的に記事をまとめておりますので、もしこれから参考にされたい方はぜひこちらでご確認くださるとよいかと。
Symphonies/Shostakovich

¥7,057
Amazon.co.jp
Amazonさまはそんなに安くなっていない、ってことは在庫を抱えて以下自重。
えっとですね、ワタクシどうも風邪気味だったようです。東京電力という会社、そしてそこを許容しようとしているが如き風潮に逆らうため、音楽を聴く以外のことでは極力節電を心がけておりまして(音楽は我慢できない、残念ながら)。エアコンはそもそも熱への変換効率の悪いものだし、仙台にいた頃にはエアコンのない部屋にいたものだからあまり使う習慣がないんです。夏場でもけっこうそうで、せいぜいが小一時間程度部屋の空気を変えるためにつかうくらい。
それでこの冬にも臨み始めていたのですが、この数日の乱高下と称するほかない気温の変化に中年男性の身体がついていきませんで。月が変わってようやく出したこたつから抜けられず(笑)、加えて今朝は起きられないというていたらく。やれやれ、もはや東北育ちのアドヴァンテージはなくなりましたか…と、認めたくない加齢による衰えを感じております。やれやれ…
さて、そんなこたつ生活の始まりと共に、今さらでごめんなさい!とお詫びしながら読み始めた本の話を少しだけ。
叢書 20世紀の芸術と文学 マーラー 輝かしい日々と断ち切られた未来 著者:前島良雄[単行本]/前島 良雄

¥2,730
Amazon.co.jp
はい、名古屋の方向に向かって平伏しつつ紹介します(笑)。
千葉もかなり「マーラーの脱神話化」を志向するものであると思ってはいますが、それはあくまでも聴手として、また少しは読める楽譜から感じることからのものです。あえて言えば直観の類、ってことになるでしょう、それは残念なが千葉には確信だけれどそれを人にお伝えするにはいささか拠り所がない。「虚心に聴けば」なんて言い回し、異を唱える時に捨ててしまったものですからね(笑)。
そんな千葉には、本書が示してくれる時系列の出来事の整理、そして書簡や文献からの数多くの引用は、直観を事実によって裏付けてくれる実に心強いものです。さすがです、前島様!
とはいえ、今はまだヴィーン国立歌劇場時代の半ばまで読み進めたところですので、読了後にもう一度紹介させていただきますね!
いちおう言い訳をします。何故今まで置いておいたか。それはひとえに、ラトル&ベルリン・フィルを聴く前に読むことで自分の認識がぶれたら嫌だな、という虚弱な懸念から、でした。彼らの音楽に対峙するのに、迷いながらではもったいない、という貧乏性と申し上げてもいいでしょうね、これ(笑)。
ではありますが、今思えばコンサート前に読んでいても同じ感想に至れただろうと思います、今まとめつつある感想の最後の章、本書で描かれるマーラー像に近いものを感じていますので…
ともあれ、ですね。皆さま、お体にはお気をつけてお過ごしくださいませ、とこたつの外から申し上げて(パソコンはエアコンもない部屋にあります!)、本日はおしまい。ではまた、ごきげんよう、おやすみなさい。
えっと、昨日突然にこのブログへのアクセスが増えていまして。「やったあ、これで王子ホールもトッパンホールも満席だよ、羨ましいなぁ…」と思っていたのですが。どうもですね、某HMVさまがキタエンコ&ケルン・ギュルツェニヒ管のショスタコーヴィチ交響曲全集をかなりのお値打価格で販売したことの余波だったみたいで。残念、とは思うけれど、きっと見てくれた人の中で行きたくなった人も、いるんじゃないかなぁ…
なお、キタエンコのショスタコーヴィチについてはひと通り聴いたあとにさくいん的に記事をまとめておりますので、もしこれから参考にされたい方はぜひこちらでご確認くださるとよいかと。
Symphonies/Shostakovich

¥7,057
Amazon.co.jp
Amazonさまはそんなに安くなっていない、ってことは在庫を抱えて以下自重。
えっとですね、ワタクシどうも風邪気味だったようです。東京電力という会社、そしてそこを許容しようとしているが如き風潮に逆らうため、音楽を聴く以外のことでは極力節電を心がけておりまして(音楽は我慢できない、残念ながら)。エアコンはそもそも熱への変換効率の悪いものだし、仙台にいた頃にはエアコンのない部屋にいたものだからあまり使う習慣がないんです。夏場でもけっこうそうで、せいぜいが小一時間程度部屋の空気を変えるためにつかうくらい。
それでこの冬にも臨み始めていたのですが、この数日の乱高下と称するほかない気温の変化に中年男性の身体がついていきませんで。月が変わってようやく出したこたつから抜けられず(笑)、加えて今朝は起きられないというていたらく。やれやれ、もはや東北育ちのアドヴァンテージはなくなりましたか…と、認めたくない加齢による衰えを感じております。やれやれ…
さて、そんなこたつ生活の始まりと共に、今さらでごめんなさい!とお詫びしながら読み始めた本の話を少しだけ。
叢書 20世紀の芸術と文学 マーラー 輝かしい日々と断ち切られた未来 著者:前島良雄[単行本]/前島 良雄

¥2,730
Amazon.co.jp
はい、名古屋の方向に向かって平伏しつつ紹介します(笑)。
千葉もかなり「マーラーの脱神話化」を志向するものであると思ってはいますが、それはあくまでも聴手として、また少しは読める楽譜から感じることからのものです。あえて言えば直観の類、ってことになるでしょう、それは残念なが千葉には確信だけれどそれを人にお伝えするにはいささか拠り所がない。「虚心に聴けば」なんて言い回し、異を唱える時に捨ててしまったものですからね(笑)。
そんな千葉には、本書が示してくれる時系列の出来事の整理、そして書簡や文献からの数多くの引用は、直観を事実によって裏付けてくれる実に心強いものです。さすがです、前島様!
とはいえ、今はまだヴィーン国立歌劇場時代の半ばまで読み進めたところですので、読了後にもう一度紹介させていただきますね!
いちおう言い訳をします。何故今まで置いておいたか。それはひとえに、ラトル&ベルリン・フィルを聴く前に読むことで自分の認識がぶれたら嫌だな、という虚弱な懸念から、でした。彼らの音楽に対峙するのに、迷いながらではもったいない、という貧乏性と申し上げてもいいでしょうね、これ(笑)。
ではありますが、今思えばコンサート前に読んでいても同じ感想に至れただろうと思います、今まとめつつある感想の最後の章、本書で描かれるマーラー像に近いものを感じていますので…
ともあれ、ですね。皆さま、お体にはお気をつけてお過ごしくださいませ、とこたつの外から申し上げて(パソコンはエアコンもない部屋にあります!)、本日はおしまい。ではまた、ごきげんよう、おやすみなさい。