こんにちは。千葉です。

関東ではただの風台風+不安定な天候、位で済んでいたのですが、直撃した地域の被害には絶句しています。一般に台風は偏西風でながされてくれるから一処には長居しないものなのだけれど、今回はまったくそうではなかったようで…
被災された皆さまにちゃんと支援が届きますように、とお祈り申し上げるのと同時に、早く支援のための準備が立ち上げてくださいね、と誰かさんにお伝えしておきます。


さて、日頃はTwitterでもブログでも、どなたかからの情報拡散のお願いには協力しないようにしているのですが(その情報に対して責任が持てないから、というだけのことで、内容的には大いに賛同している場合も、この下なく軽蔑して唾棄している場合もあります)、今回はその意図に賛同し、かつ先日「Twitterしか広報手段がない」なんてことを仰っていたので、蟷螂の斧とは思いつつ協力させていただきたく思いました次第。

その内容は、千葉がくだくだ紹介するよりもよく意図が伝わりますので、まずこちらのリンク先をご覧いただけますでしょうか。

◆いきさつとご挨拶~東日本大震災復興支援チャリティーコミック 僕らの漫画


少なくないマンガ家さんたちがTwitterを活用されていて、雑談から新刊の紹介、マンガ以外の活動などについて日々いろいろと書かれてます。出版社もジャンルも対象年齢も関係なくコミュニケーションを取られているのを見るたび、マンガ家さん同士のつながりって、きっと以前よりもずっと密になっているのかなぁ、なんて思っていました。

そんなマンガ家さん、編集者さんたちの交わりから、あの地震を受けて産み出したのがこの企画、「僕らの漫画」です。意図に賛同する作家さんたちが集まって漫画を描く、そして編集者さんたちが本にする。できあがった本は流通に乗せることでかかるコストを避けて最大限の支援へとつなぐためでしょう、電子書籍として8/30にリリースされました。その収益から経費を除いた金額を、震災遺児、孤児への育英資金として寄付されることも先日発表されております

今回は8作品でリリースされていますが、これ以降第二弾、第三弾として作品を追加する形でアップデートされるとのことですから、600円は十分にお買い得なのではないかと!千葉が気になるのは三宅乱丈、国樹由香、そしてとり・みき先生ですね、さてとiTunesでも立ち上げるか…(まだ買ってないのかお前)

近い試みとしては、作家が提供した書籍をオンライン販売している「復興書店」などもありますので、興味のある方はぜひご参照くださいませ。

「僕らの漫画」の「いきさつとご挨拶」にある「自分たちは漫画を描くしかない」「支援は長期戦になる」といった、冷静で先を見据えた思考に感心させられておりましたので、今回珍しくも情報拡散に参加してみました。興味のある方はぜひ、リンク先だけでもご覧いただければ幸いです。



えっと、真面目な話に終始できない千葉は、最後にサラっと新刊紹介です。早く読みたいけど買ってない!ああもう!

それでも町は廻っている 9 (ヤングキングコミックス)/石黒 正数

¥560
Amazon.co.jp

あれちょっと絵柄の感じがアニメの影響を受けてる?なんて思わなくもない(笑)、ちょっと可愛くなった嵐山歩鳥が表紙の第九巻、出てますねぇ…あのべちこ焼きのエピソードも入ってますので、必読です(笑)。

ということで、子供の頃は深刻な場面で笑ってしまう方の千葉はこういう感じに文章をまとめないで終わらせてしまうのです、すみません!(笑)とお詫びしつつ、でも「僕らの漫画」に興味を持っていただければ幸いです、とお願いをしてひとまずはここまで。ではまた後ほど。

それでも町は廻っている 8 (ヤングキングコミックス)/石黒 正数

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新刊が出たから前巻を読みなおしておくか…と思ったら。ない!買うの忘れてたのか自分!バカ馬鹿莫迦!(←ちょっと懐かしい言葉遊び)