こんにちは。千葉です。

日本シリーズへの道は、険しいのね・・・と、この数日のスワローズとタイガースの戦いに感じ入っております。対戦成績でいうとタイガースなんだけど、シーズン終盤の沈みっぷりを見るとスワローズも・・・なんて、酷い皮算用をしながらも調整の具合が気になる、非常に不安定な感じです。いやはや・・・

この本は、ある本に導かれて読むしかなくなった感じ。なんでしょうね、この義務感(笑)。


意味がなければスイングはない (文春文庫)/村上 春樹
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文庫になっていたのですね、知らなかった(最近こういうこと、凄く多いです)。


いつ以降かな、村上春樹をちゃんと読んでいないのは。大学のときに友人からまとめてもらったのと、そのすぐあとに出たのは読んだから、たぶん「ねじまき鳥」くらいまでは読んだような気がする。「海辺のカフカ」あたりから読んでないような気がする(カフカと言ったら、チェコのフランツと風浦可符香ですし←あまり関係ないよ)。


もともと、あまりベストセラは読まないほうだったのですが、最近では後追いもついていけてないのです、1984じゃなくて「1Q84」とか、いつになったら読むのだらふ・・・


そんな千葉が本書を手に取るのには上述のとおり補助線がありまして。

音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書)/岡田 暁生
¥819
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本書を読んでいると、少なくなく参照されるのですよ、「意味がなければスイングはない」。こちらの本、一応のところ読了してはいるのですけれど、この本に照応するものとして提示されたテクストを読まないで感想も何も書けないよね、と思っていたものだから、千葉にとってはこれは絶対に読まなければならない一冊だったのですね。


で、読んでみました。

村上春樹は一部固有名詞の表記に癖はあるけれど(千葉には言われたくないだろうな)、晦渋な書き方であったり感情過多な表現をするわけではないから、それぞれ楽しく読みました。

けれど、これでまた宿題をしょってしまったことに絶望した!ジャズをあまり聴かないもので、シダー・ウォルトンやスタン・ゲッツ、ウィントン・マルサリスについて知らないのはよしとしても(主にエピソード面での欠落なので、あまり気にしない)、ザ・ビーチ・ボーイズやブルース・スプリングスティーンをまったく知らないのは拙いなって、自分の認識の盲点を指摘された感じがしています・・・アメリカ音楽云々を考えるときに、いやおうなく視界に入ってくるだろうポピュラのジャンル、どうしたものか・・・


ことクラシックに関する記述でみれば、いま一度プーランクへの興味を歓喜されましたね。これでも聴いてみるとしようか・・・


Poulenc: Oeuvres orchestrales
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ちょっと高いな・・・こっちのほうがいいかも 。っていうか、ものによってはHMVのほうが明らかに安い。こういう時思いますね、アメーバからHMVへのリンクを貼れるようにしてほしいなって・・・


以上、拡散したままひとまず〆ます。ではまた。