こんにちは。千葉です。
お休みとはいってもしなければならないことがある、いや、仕事が休みで助かった、と言うべきか、スケジュール的には・・・
今日は調べて調べて、デス。その参考にした文献が、こちら。
◆名曲名盤 バッハ 21世紀のスタンダードを求めて 那須田務
そうか、千葉にとってはこの本で紹介されている演奏者たちが普通で、20世紀にバッハを「発見」した人たちってあまり聴いてないんだなぁ。本書は千葉にとっては凄く自然な、じつによく整理された情報の数々は大いに助かりました。CDガイドのスタイルをとっているのもありがたく、こういう便利な本がなかったら、一所懸命にアーノンクールの著作二冊とか、礒山先生の「マタイ受難曲」とか、手元の本を漁らなくてはならないところでした。いや助かった。那須田先生ありがとうございます。
そんな調べものをしながら聴いたのは以下のディスク。
- J.S. Bach: Brandenburg Concertos Nos. 1-3 [Germany]/Gustav Leonhardt
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これと、ブゾーニ編曲版のモダン・ピアノによるバッハを繰り返しでかけてました。オリジナル志向の頂点とロマン派による解釈の入ったバッハを並べちゃうこの方向のデタラメさ、どうでしょうか(笑)。まぁ、必要に駆られたのですよ、これも。
でも聴いてみるものですね、ちょっと苦手意識のあったモダン・ピアノによるバッハの聴き方が少しわかったような。バッハって、モダン・ピアノだとこんなに豪奢な音響になるのね、認識してませんでしたわ。もう少しね、グールドとか聴けるようになるかも、と感じてます。別に嫌いってことはないのですが、どちらかというと「古楽原理主義」に近い発想がこれまであったもので。
昨今何やら好みが変わってきているのかどうか、自分ではわかりませんけれど、いつもとは違う方向を向けたのは良かったのだ、と思うことにしよう。今日もまたハイドン・プロジェクトには行けなかったけれど・・・
以上本日は簡単に。ではまた。