こんにちは。千葉です。


以前から報じられていた『三宅島でマン島TT のような公道レースを!』というニュース、レース好きとしてはそんなに悪い話でもないかな、と思っていたのですが実際にコースを視察した、宮城光さん、難波恭司さんが「安全性が確保できない」ため反対している(のを無視して都が進めようとしている)というニュースを見て、ちょっと怪訝な気持になりました・・・


千葉が見ましたのはZAKZAKのこの記事です(2007年2月21日) 。宮城さんも難波さんも、短絡的に「危険なのでやめるべき」と言っているのではなく、「現状の問題点を指摘、その上で2007年11月開催は危険すぎる。また、公道でのレースは安全面からお勧めできない」という指摘をされているのかな、と思います。推測が入るのはご容赦のほど。


その上に石原知事がいつもどおりに強引な発言をしているのを見ると、はじめ好感していた千葉もちょっとついていけない感じがしてしまう今日この頃です。皆様如何お過ごしでしょうか。


石原都知事の発言として、「レースは危険があるからエキサイトする。ある程度ライダーの自己責任もある」と伝えられていますがちょっと真意がつかめません。(ソースはこちら→ZAKZAKの続報


「レースは危険があるからエキサイトする」とは?いわゆる「冒険」的なニュアンスでレースの本質を捉えていらっしゃるのでしょうか?本当にこれが都知事の発言そのままなのでしょうか?ちょっと意味が取れません。まさか「生命の危険」がレースの本質であると?まさかそんなことではないですよね。主催しようとしている人の発言ですから。(あくまでもこのとおりの発言とすれば、ですが)


もう一つの「ある程度ライダーの自己責任もある」と言うのは見逃せません。これは「何かあっても参加の意思表示をしたものがそのリスクは折込済みのはずだろう」というように読めてしまって仕方がないのですが、こんな言い方ってありますか?あぁ、冷静じゃないな・・・ちょっと千葉はこの件についてこれ以上書くのをやめたほうが良いようです。

一つだけ言うならば。計算できる危険、としてリスクを理解したうえでレーサーは走るのであって、計算できない危険を放置したままでレースに出るのは命知らずでしかない、ということだけ。はじめにこの話を聞いたときはちょっと期待していただけに、残念です・・・

今日のところはこれまで。では。

参考)

「三宅島オートバイレース実行委員会」のサイトはこちら

http://www.miyakejima.or.jp/

その実施基本案はこちら

http://www.miyakejima.or.jp/etc/kihonan.pdf