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千葉市TRPGサークル 活動記録

サークル活動記録です

■第53回 活動記録
 
Ⅰ実施日:2019年1月13日(日)
 
Ⅱ実施場所
 セッション実施場所:千葉中央コミュニティセンター
 
Ⅲ活動内容
 セッション

Ⅳ参加者 計21名
乙、量産型小市民、ヨッシー、lamancha、ガリュー、陸、あやこ、コトリ、はち、NH、如月テンマ、キョウタ、コードウ、グェン、印南、ミヤ、なっくる、天野雀、tom,奈伎良、nino


Ⅴ活動内容詳細
 
以下4卓にて実施。
 

第1卓「シノビガミ」 GM:印南さん
第2卓「ロードス島戦記RPG」 GM:Lamanchaさん
第3卓「トーキョーN◎VA-X」 GM:天野雀 さん
第4卓「ブルクロス The 3rd Edition」 GM:乙

 

 

 

第1卓「シノビガミ」 GM:印南さん

 

今回のシノビガミは、公式シナリオ「ロードムービー・改」を使用。
公式シナリオなので、ネタバレ回避で書いていきます。

プレイヤーは満員御礼の5人。
シノビガミ経験者は1人のみ。
GMとして、やり甲斐十分な有難い状況でスタート。

【PC紹介】

・佐藤 清子(さとう きよこ)17歳、女/流派:ハグレモノ/階級:中忍/信念:情/表の顔:夜の蝶/PL:奈伎良さん
    未成年なのに、キャバ嬢というゲームならではの仕事(笑)
ひと目見た、時姫に忠誠を誓いそのまま連れ出す。

・伊勢 空夜   24歳、男/流派:比良坂機関/階級:中忍/信念:我/表の顔:役人/PL:ミヤさん
    The役人。立身出世を目指して頑張るが、どうなりますやら。

・不知火 晴明(しらぬい はるあき)21歳、男/流派:斜歯忍軍/階級:中忍/信念:凶/表の顔:研究員/PL:コトリさん
マッドサイエンティストの上司を持つ、一見常識人に見える、愉快犯的ぼっち(笑)
上司から連絡用に渡されたスマホがまさかあんな結果になろうとは(笑)

・筧 柘榴(かけい ざくろ)14歳、男の娘/流派:隠忍の血統/階級:中忍/信念:忠/表の顔:中学生/PL:はちさん
男の娘!もう一度言いますよ!男の娘!(笑)
積極的に伊勢に役人としての人生を終わらせに行く(笑)

・出浦 忍(でうら しのぶ)20歳、男/流派:鞍馬神流/階級:中忍/信念:和/表の顔:武道家/PL:Tomさん
比較的に常識人枠(笑)
上司は、某NARUTO随一の脳筋〇イ先生。
OPから必殺旋風脚を喰らう(笑)


【セッション編】

今回のシナリオのサイクルは3。
つまり、各自の手番が3回という事。
OPが終わって、メインフェイズに入る前にキチンと周知しておきます。

対立型シナリオなので、順番も重要。
ですので誰からやるか決める為、トランプを使用。
小さい数字を引いた人からやる形式。
これを3回繰り返すのです。
1サイクル目が酷い(笑)
伊勢のミヤさんを除いて残りは全員失敗(笑)
秘密も抜けなければ、感情も結べないという(笑)
三分の一を無駄にする一行(笑)

気を取り直し、2サイクル目。
多少マシにはなりましたが、それでも2人位は失敗したかな?
なんというか、皆のダイス目の悪さが光ります(笑)
筧が伊勢と接触した時に援交に見える接触だったので、モブにヒソヒソされます(笑)
※舞台は今回、新宿でやってます。
※同意とれてお互いやってますので、セクハラではない。
卓の爆笑とは裏腹に、冤罪はゴメンとばかりに逃走(笑)
そりゃ、逃げるよね!(笑)

3サイクル目。
ようやく皆のダイス目が期待値に(笑)
普通はこうなるハズなんよ!?(笑)
秘密を抜いたり、感情結んだり。
抜いた秘密を読んで悲鳴や苦悩の表情が出たり、筧が伊勢に冤罪拳を振るったり。
うん、ようやくシノビガミっぽくなってきた!(遅

シナリオ通りにやると努力が無駄になる展開だったので、アドリブを混ぜ始めます。
今すぐ結婚式やる!→ホテル「だが断る!」→神社仏閣「予約しろボケ!」→教会ならいける!→「言峰教会へようこそ(胡散臭い神父登場)」→「麻婆豆腐なら出せるが?」→「食うか?」→麻婆豆腐入刀です!www→どかーん!!!
とシリアス極まりない上記の怒涛の展開がありまして(笑)
勢いで出した愉悦神父に反省も後悔もしていません(笑)
結果、戦う理由はほぼなくなったのですが折角なので、と戦う事に(笑)

エンディングは、PLさんの閃きが素晴らしく不幸な展開は回避されます。
爆笑とともに(笑)
爆破連鎖に巻き込まれた不知火のスマホが誘爆し、関東近県はほぼ更地に(笑)
マッドサイエンティストの制作物には爆発はつきものですよねー(笑)
PC、NPCには死者は無く。


エンディングは、それぞれの日常に。

・佐藤→とりあえず働けるお店を探しに関西へ。
・伊勢→任務失敗の為、降格人事で出向。出向先は本人の希望でエジプト事業所(笑)※他の選択肢はアラスカとパプアニューギニアしかなかった(笑)
・不知火→あの爆発にも全く動じなかった研究所にて、こき使われる日々に。
・筧→リア充&リア充過ぎワロタ(笑)
不知火の研究所で被検体としてアルバイトしながら暮らす事に。
・出浦→任務失敗で〇イ先生に励まされて夕日に向かって一緒に走る事に(現在フィリピン沖ぐらいw)なる。

という結末になりました!


【GMから】
奈伎良さん演じる、佐藤は実に姫Loveでしたね!(笑)
全員から感情を結ばれて、情報強者!なハズだったのに、、、、。
関西で頑張って働いて下さい(笑)
あとは、唯一の経験者として他のプレイヤーさんのフォロー大変助かりました!

ミヤさん演じる、伊勢は王道の役人→冤罪拳を仕掛けられる→最後は左遷。
と素晴らしい三段オチ!(笑)
エンディングでの上司への高速エクストリーム土下座は、伝説になりますよ!(笑)
エジプトで忍者サソリ駆除、頑張って下さい!(笑)
あとは、ルルブの持ち込み大変助かりました!
GM以外の唯一のルールブックでした。

コトリさん演じる不知火は、実にfreedom!!!(笑)
生き生きとやりたい放題でしたね!(笑)
誰も感情を結びに来ないのをネタにぼっちキャラを確立するも、最後は命を救ってもらった恩を返すという義理堅さ。
「アレ」な上司に付き合ってくれてありがとうございました。

はちさん演じる筧は、実にあざとい!(褒め言葉)
最初、「皆、性別についてツッコまないから気付かないのかと思った」とは本人の弁ですが、おそらく、はちさんを比較的に理解している様なメンツだったので、慣れたんじゃないですかね?(笑)
隙あらば(無い時は作って)、伊勢に襲われたのを装い、援交や痴漢の冤罪を狙ったあの冤罪拳は素晴らしい!
いいぞ、もっとやれ!(笑)
そのくせ、最後はリア充エンドという。
ある意味、全部持っていきましたね!

Tomさん演じる出浦は、貧乏くじ!その一言につきます(笑)
秘密的には、かなり難しい内容でしたね。
ですが、事前に警告するのは不可能でして。
出目も、腐っていて実質的な行動は1回のみという状況でよく頑張ったと思いました。
〇イ先生にお付き合い頂きありがとうございました!


最後は、姫が神父直伝のマジカル☆八極拳をぶちかましたり、BGMがターミネーターだったりしましたが、非常に感動的なエンディングでしたね!
面白いセッションは、本当に素晴らしい!
これだから、TRPGは辞められません!(笑)


プレイヤーの皆様、お疲れ様でした!
是非とも、また遊んでやって下さいね!

 

 

第2卓「ロードス島戦記RPG」 GM:Lamanchaさん
 

【各PL紹介】
PL:ヨッシーさん
PC:メグ(女性38才)
種族:ドワーフ
クラス:戦士

PL:如月さん
PC:チップ(男性48才)
種族:グラスランナー
クラス:盗賊

PL:グエンさん
PC:ドルフ
種族:ハーフエルフ
クラス:魔術師

PL:ナックルさん
PC:ペテルギウス・ロマネコンティ(長い)
種族:人間
クラス:司祭

【GM所感】
『正しい洞窟の燻し方』というタイトルでしたが、燻し方を考えるのはPLの皆様に丸投げというアレがナニな作りのシナリオにお付き合い頂きありがとうございました。
シナリオは小国の騎士団のお偉いほうの部類に入る騎士より、もうすぐ騎士団に入団する息子に手柄を立てさせて欲しいという依頼のものでした。
 

当然、息子は『アホぼん』です。状況を上部だけ聞いだけで現地を見ることもなく「よし、洞窟を燻そう!」というくらいに阿呆です。
PLの皆様はこんなアホぼんの為に真面目に考え協議し、洞窟を燻す方向でPCを動かしてくれました。GMとしては感謝しかありません。
中途にチップから、「ダンジョンに突入してゴブリンを駆逐、1匹だけゴブリンを捕獲しておき、そいつをダンジョンに転がしておいて燻せばいいんじゃない?」との提案が出され、PC達が真剣に議論・検討を始めた時はドキドキ、ワクワクしました。個人的にはそういうブレイクスルーは大好きです。実行には移されませんでしたが、皆がそういう検討をしているだけで非常に興奮いたしました。ご馳走でした。

実はシナリオで削った要素があります。
村長のキイ(女性48才)と依頼人の騎士(男性48才)は若い頃ちょっとしたロマンスがあり、村長キイを通してアホぼんを掣肘しようとすればできるといった部分です。
ですが、これだけ発想が豊かなPLの皆様が集まったのですから、もう少しシナリオに膨らみを持たせても良かったと、正直なところ少し後悔をしています。

楽しい時間をありがとうございました。また、遊んで下さいね。

 

 

第3卓「トーキョーN◎VA-X」 GM:天野雀 さん

 

【各PC紹介】

PC① 千方 カブト●/カタナ◎/チャクラ

 ストリートで荒事を営む19歳の男。依頼人である謎の少女からプラチナナムの依頼を受け危険を承知で受けるところ含めて正統派カブト/カタナ/チャクラ。その行動に一切の迷いなし。本質的にヒロインを救うことのできないスタイルでありながらPC2にたいして貸し借りを用いて万能系を使ってもらった立ち回りはベテランの一言に尽きる。

本人も言っていたが、選択を迫るシナリオの中で最も悩まずにゲストと相対した。

 

PC② ボールド P01 クグツ●/カゲ/クロガネ◎

 千早重工所属のクグツ。その外見はどう見ても段ボールで作られたアレというキャスト。戦闘の性能がえぐいが、戦闘能力全ぶりでないあたりPCのバランス感覚がうかがえる。無面目を生かしてあげられなかったのはRLとして反省点。外見はアレながらも最も深く役柄であるクグツに向き合ってくれた人。完全偽装で何とかなるでしょ、ではなく今後の軌道との関係性まで考えて行動する動きはまさにキークグツでした。パーティで唯一能動的に使える万能系を持つがゆえに選択を迫られた一人。真摯に向き合った結果、ある意味RLの被害者になった。

 

PC③ 二ノ宮しほ カブト/カブトワリ●/イヌ◎

 ブラックハウンド所属のイヌ。中の人が新人のため非常に容疑者・犯人に優しい立ち回りを見せる。N◎VAの犯人?有罪で略式処刑でいいでしょ。に慣れていたRLとしてはとても新鮮だった。墓の前で決意を新たにするエンディングは涙なしでは見られませんでしたね。多分、レイ課長は激おこだったので、帰ってからどうなるのか気になります。

 

PC④ 大宮アリス ミストレス●/マネキン/トーキー◎

 マリオネット所属のレポーター。地方アナ相当。多分、彼女がいなければ情報収集的な意味で積んでいた。やっぱり壁に耳ありは悪い特技!!戦闘では手札回し担当。強い。最終的にはブラックハウンドの不祥事をすっぱ抜き、クグツの不祥事を握った。立ち回り的に敵にしてはいけないキャストになった。

 

【感想】

PLの皆さん、お疲れ様でした。

久しぶりのRLでしたが、つたないマスタリングで申し訳ありませんでしたー(土下座)

 

もともとシナリオが自らのペルソナに向き合ってもらおうとのことで結構重めなシナリオでしたが、PCがRLの想定以上に向き合ってくださった結果よりハードでディープなシナリオになりましたね。

 

情報項目の出し方とか表舞台の演出とかもうちょっと修行してきます。

 

また機会があったら遊んでいただければ幸いです。

 

 

第4卓「ブルクロス The 3rd Edition」

 

■ステージ
バッドシティステージを使用。

■トレーラー
秩序の崩壊した東京湾岸地区。
そこではオーヴァードが公然と力を使う。
さまざまな不良、ギャングたちのチームが乱立するその地区はバッドシティと呼ばれた。

ある時、繁華街を支配するブラック・スワンズは街中に勢力を拡大し始める。
だが、ブラック・スワンズの侵攻に対し抵抗の意志を見せるものたちがいた。

彼らはこの街に新たなチームの旗を掲げる。

ダブルクロス The 3rd Edition
「Rise against Black」
ダブルクロス――
それは裏切りを意味する言葉。

 

■シナリオハンドアウト:

PC①
シナリオロイス:岩神槇都 推奨感情 P:感服/N:敵愾心
カヴァー/ワークス:指定なし/指定なし
キミはバッドシティに住むオーヴァードだ。特にどこかのチームに所属しているわけではなく、PC②とふたりでキミたちの住む地域を不良やギャングから守る自警団のような活動をしていた。しかし、そんなある日。岩神槇都という少年が率いるブラック・スワンズの一団がキミたちの街に攻めてきた。キミはこの街を守れるだろうか。

PC②
シナリオロイス:月島静江 推奨感情 P:庇護/N:不安
カヴァー/ワークス:指定なし/指定なし
キミはバッドシティに住むオーヴァードだ。PC①という相棒と自分たちの街を守ってきた。キミたちの街はバッドシティでは珍しい平和な場所だった。しかし、そんなある日、ひとりの女性がブラック・スワンズの不良たちに追われているのを目撃した。たとえ相手が大きなチームでも見過ごすわけにはいかない。


PC③
シナリオロイス:赤金夏 推奨感情 P:信頼/N:不安
カヴァー/ワークス:指定なし/指定なし
キミはUGNが支援するバッドシティの自警団、クラブ・メイヘムに所属するオーヴァードだ。最近敵対するブラック・スワンズが勢力を広げる動きを強めている。新たにFHからやってきたエージェントが彼らを支援しているらしい。赤金夏は特にブラッディベイドと名乗るチームの動きの警戒と対処をキミに任せた。


PC④
シナリオロイス:霧谷雄吾 推奨感情 P:誠意/N:疎外感
カヴァー/ワークス:何でも屋/指定なし
キミはバッドシティで起きる様々なトラブルを解決する何でも屋だ。UGNの霧谷雄吾はキミの乗客のひとりだ。今回の依頼は彼が支援するクラブ・メイヘムというチームへの応援だ。クラブ・メイヘムが敵対するブラック・スワンズは急激に武装を強めている。霧谷はさらに大きな事件を予感し、キミに助っ人を頼んだようだ。
 

 

■各PC紹介

PC①:“伽滅碌屠総長<アーサー>”亜佐田 龍苑 PL:NHさん

ブラックドック/ハヌマーン/ブラム=ストーカー

Dロイス:遺産継承者

走り屋/坊主

 

湾岸地区に位置する寺の息子にして走り屋集団“伽滅碌屠<キャメロット>”のヘッド。

アカシックエクスカリバーマサムネという遺産を持つ。

ブラッディベイトとの抗争に向けて、近隣チームをまとめ上げた連合チーム”荒破龍<アヴァロン>”のリーダーとなる。

 

今回のシナリオの方向性を決定づけたキャラの強いPC①。

チームの名前がキャメロット、メンバーが円卓の名前ということで、段々町の名前がキャメロット商店街、

寺の名前がキャメロッ寺となっていき、最終決戦の場はカムランの丘霊園。

偏差値の低くなる傾向のあるバッドシティステージシナリオを、よりコメディチックにすることになりました。

 

 

PC②:“巨大隕石<ビックバン>”火渡 庵 PL:ガリューさん

サラマンダー

Dロイス:実験体

不良学生/ヴィジランテ

 

“伽滅碌屠総長<アーサー>”龍苑とともに街を他のチームの侵攻から守ってきた実力者。

ブラッディベイトに追われる月島静江を助け、連合チームを龍苑とともにまとめ上げた。

 

コードネームがかなり馬鹿っぽくはありましたが、敵の胸ぐらを掴んだ状態からの発火攻撃は気合十分。

戦闘ロールは最もバッドシティらしいキャラといえました。

トンチキ(笑)なPC①を制御する頼れる相棒役でした。

 

 

PC③:“覇亜辺総闘<ハーヴェスト>”緒方 仁 PL:キョウタさん

ノイマン/オルクス

Dロイス:起源種

ハスラー/回収屋

 

クラブ・メイヘム所属。ハスラーとして金銭を巻き上げる形で組織の力を減退させるバウンサー。

しかしその実、情報収集や戦闘では味方に支援を飛ばすサポーターでした。

 

個性的なメンバーが多い中、比較的まともな人間は参謀役に落ち着くのは世の常。

ゲーム集団インペリアルとの交渉では、ゲーム技能を持たないながら2回連勝で無事に話をまとめ上げることに成功しました。

 

 

PC④:“完璧美麗<パーフェクト・ビューティー>”今川 雷蝶 PL:陸さん

エンジェル・ハイロゥ/バロール

Dロイス:複製体

何でも屋/何でも屋

 

バッドシティの何でも屋で、常人には理解しがたい特殊な美学と美的センスを併せ持つ。

秩序を失った街と絢爛豪華な様式をともに美しいと言う一方で、悪徳と暴力で支配を広めるブラック・スワンは見にくいと断ずる。

 

特殊な美術センスではあるが、芸術を愛する魂は同好者には伝わるらしく。

グラフティ集団デカポットのリーダー・ホタルにはそのソウルを見込まれ同盟の話をまとめ上げた。

 

■GM所感

ヤンキーや不良、アウトローとなり、自由にレネゲイドの力を行使することができる「バッドシティ」ステージのシナリオでした。

衒いのないシンプルなシナリオでありましたが、PC①であるNHさんのキャラ設定のおかげでかなりコミカルな要素が多分に含まれることになりましたw

元々語彙力の低下することは見込んでいましたが、語彙力以上に正気度の削られる笑える設定が生える生える。

しかしそれらを皆が楽しみながら活かすことが出来たので、テキスト量的には短いシナリオを濃度を濃くプレイできたかと存じます。

 

また、「バッドシティ」専用のバトルルールチームバトルは、数の不利を覆す爽快感がありましたね!

2ラウンド目時点で150人以上いたはずの敵味方が、PCとエネミーだけ残って全員ぶっ倒れているという図はなかなかに壮観だったかと。

 

ステージの特異性から、トラウマや葛藤、秘密といった要素が必要ない分、シンプルなシナリオでも楽しめるのが「バッドシティ」の魅力なのではないかと思いました。

 

また回してみたいと思えるステージ設定だったので、その機会にはぜひご一緒頂ければ幸いです。

ご参加いただきありがとうございました。

 

(1/15 一時更新)

(1/21 更新完了)

■第52回 活動記録
 
Ⅰ実施日:2018年12月16日(日)
 
Ⅱ実施場所
 セッション実施場所:千葉中央コミュニティセンター
 
Ⅲ活動内容
 セッション

Ⅳ参加者 計19名
乙、量産型小市民、lamancha、ガリュー、陸、あやこ、朧龍、NH、如月テンマ、キョウタ、コードウ、グェン、印南、ミヤ、なっくる、天野雀、tom,奈伎良、nino


Ⅴ活動内容詳細
 
以下4卓にて実施。

第1卓「モノトーンミュージアムRPG」 GM:印南さん

 

今回のモノトーンミュージアムは、経験1回の方が2人。初めての人が1人の構成でした。

個人的にロールプレイ多めのシステムは、プレイヤー3人がベストだと思っていますので、ベスト人数ではありました。

シナリオは、公式シナリオのSSSに掲載されている「罪貨は喧騒に沸く」を使用。

公式シナリオなのでネタバレ回避しつつ書いて行きます。

 

 

【PC紹介】

・PC1:グレース(17才、女)/使用サンプル名:宵闇の怪盗/PL:奈伎良さん

商いの国で暮らす日陰者。

明るく真っ直ぐな性格で、なぜ日陰者をやっているのか不明(笑)

今回は、良かれと思ってした事がとんでもない事態に。

 

・PC2:フレッチャー(27才、男)/使用サンプル名:名もなき旅人/PL:乙 ハヂメさん

諸国漫遊の旅人。

様々な国や地域を旅してるが、残念な事に記憶が無い(笑)

そして、賞金首。

キミは何をしでかしたんだ!?(笑)

 

・PC3:アーロン(9才、男)/使用サンプル名:小さな英雄/PL:Lamanchaさん

商いの国の住人。

車椅子生活の姉を持つ。2人で店を切り盛りしている。

しっかりした言動からは、とても9才の子供とは思えない(笑)

今回は、年上のPCを諭す場面も。

 

 

【セッション編】

シナリオ内容の詳細は、割愛。

今回もフルスクラッチは無しで、公式のサンプルキャラクターを使用。

先日発売された、フォリトゥーラに掲載された2.0にバージョンアップされたサンプルです。

他にも新規サンプルキャラクターが沢山追加されました。

 

ライフパスをROCで決め、いざ開始!

 

NPCとのキャッチボールが肝要ですし、人数にも余裕があります。

すなわち、ゆったりとロールプレイが出来る!素晴らしい!

進行ものんびり。

でも、今月は終了後に有志で忘年会があり、終了時間は延ばせないので、そこは意識していきます。

 

PC同士の熱い掛け合いが良かった♪

 

それでも、大分余裕を持ってクライマックスへ突入。

無事にBOSSを倒し、シナリオの目的は無事に達成。

これぞ正に、めでたしめでたし♪

 

経験点の精算をして無事に終了。

 

 

【GMから】

MVPは、主役のグレースでしょう!

積極的にシナリオへ関わる姿勢は、非常に好感が持てて、GM的に大助かり。

いじられキャラとしても非常に優秀で、気付けばアドリブ多めにマスタリングしてました(笑)

ヒロインと同性、同年代のキャラクターは、非常にGMとしてやりやすくて助かりました。

OP以外は、大体ろくな目に合っていませんでしたね!(笑)

日陰者のBOSSに正面から対峙してくれたのは、良かった!

熱いキャラクターでした。

PLの奈伎良さんは、質問をドンドンしてくれたので、助かりました。

疑問を残したまま、後で聞かれるという状況も多いので、そこは今後も変えずにお願いしますね!

 

 

フレッチャーはシナリオヒロインとの関わりは薄い。

その代わりに、別の濃いNPCがつきます。

クランのロールプレイは、意識して“喧しく”してみました(笑)

ガッチリ絡んでくれましたが、最後には忘れるというモノトーンあるあるな展開も、フレッチャーには日常的な展開。という納得の行く終わり方。

PLのハヂメさんには、ルールの他プレイヤーへのフォローなどもしてくださり、非常に助かりました!

ありがとうございました。

 

 

アーロンは、PC達のまとめ役みたいな立ち位置でしたね!

1番年下なのに(笑)

データの管理も抜群で、他のSRSとの違いを説明し、軽く世界観を伝えただけで理解して頂けたのは、大変助かりました。

これは、PCがと言うより、PLのLamanchaさんのスペックが凄いんでしょうね!

ロールプレイも、変更されるデータに合わせて都度変えてくれて、面白かった!

義理の姉が本当の家族になったから儚い恋心は終わって、家族愛に変わったのは最高に良かったです!

 

 

非常に濃いセッションで、GMとしては大満足でした。

プレイヤーの皆様、ありがとうございました!

また是非とも、同卓してやって下さい。

 


第2卓「禁書封印譚 ブラインド・ミトスRPG」 GM:あやこさん

 

○シナリオ
第1話「新たなる時代の導き手」
アルステラシティで開催される街歩きイベントにやってきたPC達。
しかしそこで事件は起こった!
そこに現れた謎の組織「スペリオール・スターズ・ソサエティ(通称・SSS)」のメンバー、相楽朔太郎。
彼は一体何者なのか?

第2話「深遠なる芸術の使い手」
最近、カリスマ的人気を誇るヴァイオリニスト・桜庭天音のリサイタルにやって来たPC達。
しかし再び事件は起こった!
そこに現れた、これまた謎の組織「アーケイン・アーツ・アソシエイション(通称・AAA)」のメンバー、アンドレア・アドラー。
彼女は一体何者なのか?

第3話「大いなる楽園を求めて」
アルステラシティ出身の作家の新刊発売イベントにやって来たPC達。
しかし、またしても事件は起こった!
この街の「魔法使い」を巡って、衝突するSSSとAAAの思惑。
果たして、彼等が求めるこの街の「魔法使い」の正体とは一体誰なのか?

おまけシナリオ「いとをかし!竜宮高校学園祭」
数々の有名人・著名人を輩出する名門「竜宮高校」の学園祭にやってきたPC達。
しかしこの学園は既に禁書領域に飲み込まれつつあった。
一体誰が禁書を持っているのだろうか?
PC達は学園祭を楽しみながら、禁書使いの「和田」と共に調査を開始するのであった。

○PC紹介
PC1:二ノ宮しおり(PL:Nino)
禁書タイトルは「レメゲトン」象徴体の名前は「デウス・エクス・マキナ」。
TBファイラーの養成校に通う学生にして占い師。
戦闘では、積極的に禁書能力や守護星を使っていたのが印象に残った。

PC2:ジョージ(PL:ガリュー)
禁書タイトルは「バスカヴィル家の犬」象徴体の名前は「ティンダロス」。
神話生物のような名を持つ名探偵の象徴体を召喚する、TBファイラーの男性。
今回自分が出目的な意味で一番心配していたのは言うまでもない。

PC3:ティラス(PL:ミヤ)
禁書タイトルは「群狼乱舞」象徴体の名前は「尾田信中」。
巻物から歴史上の偉人・尾田信中(※誤字ではない……らしい)の象徴体を召喚する、海外生まれの司書の男性。
たぶんその巻物、外国産の偽物だと思うよ。

PC4:城島拳四郎(PL:なっくる)
禁書タイトルは「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きているんだ!」象徴体の名前は「噂の名物刑事(織田裕二)」。
大企業・城島グループの御曹司にして、第50回活動の時に登場した、あの「城島憲一郎」の弟。あいつ弟いたのかよ。
禁書能力を生かした攻撃「御曹司パンチ」は今回も健在。

○感想
今回は、出目の偏りに定評のある、あのガリューさんが参加されるとの事で、「万が一汚染が上限の20まで溜まってしまったらどうしよう」と心配していたのだが、意外とそんな事は無かった。
のっけから汚染がモリモリ溜まった時はどうしようかと思ったのだが、不思議な事に10を超える事は無かった。何故だろう?まぁいいや。
また、今まで自分はどのTRPGのシステムでも、戦闘の処理が苦手だった為、
ブラインド・ミトスRPGでも、なるべく戦闘を避けるようなシナリオばかり作っていたのだが、今回は、積極的に戦闘を取り入れるようにしてみた。
その結果、PLの皆様にも更に楽しんで頂く事が出来たのではないだろうかと思っている。
こんなにTRPGの戦闘が楽しいと思えたのは、初めてかもしれない。

★総括
今回のキャンペーンのシナリオのテーマは、「禁書の力を悪用しようとする組織やNPCは存在するのか?」。
そして、サークル有志メンバーのアリアンロッドRPGのキャンペーンに参加していた方ならニヤリと出来るかもしれない、「あの人」の後日談。
(※ちなみに、第3話のタイトルの「大いなる楽園」を英訳すると、「グレートアルカディア」になる)
一度はお蔵入りになりかけたシナリオでしたが、どうにか完成させる事が出来てよかったです。
そして、もし自分が次回ブラインド・ミトスRPGをやる時は、そろそろPLで参加してみたいところ。
なっくるさん、GMは頼みましたよ。あなたなら出来る……はず!


第3卓「デッドラインヒーローズRPG」 GM:グェンさん

 

●クレジット
PC①:ファントム・ペイン(本名:トーマス・マクドガル/男/32才)
PL:HNさん オリジン:ジャスティカ

 サバイバルナイフを武器とする隠密性に優れた常人種。
対峙するヴィランたちに「超人種は全て殺す」と宣言するクライム・ヒーロー。
敵に囲まれた時は「いえ、自分はただの一般人です」とシラを切ろうとするとぼけた面も。

 本編では、運動能力や綿密な下調べを駆使して立ちはだかるチャレンジ判定を潜り抜け、
戦闘時には小刻みな隠密&アンブッシュで、姿を捉えられることなく、
取り巻きヴィランたちを片付けてゆく仕事人ムーブを見せます。
 第一シナリオの終盤では「本気でオレを殺してみろ。善人面を剥いでやる」と迫るヴィランに対して、
自分の『弱さ』をヒーローの原点(オリジン)として、善悪の境界線を引いた場面が印象的です。


PC②:ザ・フェイス(本名:カゲヤマ・シゲル/男/28才)
PL:Tomさん オリジン:ミスティック

 ヴィランから奪取した妖刀の力を用いて戦うミスティックヒーロー。
有事の際にはマスク&タイツのヒーロー衣装に(もちろん物陰や電話ボックスで!)着替えて
正体と恐怖心を隠しながら戦う、二重生活持ちの正統派。ランダム表で決まった名前も意味深。
妻帯者。ヴィラン事件で救出したのが馴れ初めということで夫人は裏の顔も知っている。

 本編では、ヴィランの社会攻撃で大ダメージを受けて奥さんの命を狙われ、戦いに逡巡したり、
「また成功率が10%足りない!」という悲鳴がたびたび上がっていましたが、
リソースの大胆な――かつ、ライフの限界点ギリギリを見定めるクレバー!な――使い方で、
チャレンジ判定を払いつつ、自身を死の淵に追い込みながらも並みいる敵を一刀両断。
見事ラスボスにトドメを刺しました。まさしくデッドラインヒーロー!


PC③:ナインホーク・スリー(本名:サカキ・カズテル)
PL:如月テンマさん  オリジン:テクノマンサー

 自ら開発したマシンスーツを装着して戦うサカキ重工業の社長。
ランダム表で決まったヒーロー名は「マシンスーツのナインホークシリーズの三世代目」の意。
ヒ素顔と正体を公開しており、軍にも兵器を卸している社会的地位の高い技術系ヒーロー。
カメラやマスコミを前にしての堂々とした立ち振る舞いと守護者としてのセレブリティ、
私服の着流し(和パジャマ)姿でTV出演したりする奇矯さから、お茶の間の人気を集めてたり。

 今回のヒーローメンバーは、他3人が世間の影に隠れ人知れず戦うタイプだったため、
ロール・データの両面で“社会信用度と経済力(クレジット)”の力を見せつけてくれました。
《不労所得》で絶えることのないリソースをふんだんに使った支援攻撃が光りました。
宇宙人のスパイ捜査官・ゴールドサーフをかばう場面も、カッコよかったです。


PC④:ウォッチャー・オブ・ローカスト(本名:レイ・シェン/男/年齢不詳・外見年齢は20代)
PL:コードウさん   オリジン:ハービンジャー

 故郷の世界が滅びたために地球にやってきた年齢不詳な異邦の仙人的ヒーロー。
「自分はあくまで“監視者(ウオッチャー)”じゃ」と、表舞台に立たず霧深い中国の山奥で、
隠れ料理屋を営んでいたが、G6の要請を受けて再び道着を纏って戦場に赴く。

 あらゆる判定に適応できる万能型の能力値を生かし、チャレンジ判定時のロールプレイでは、
別世界観からやって来た格闘の達人という、現役ヒーローたちとはまた違ったスゴみを演出しつつ、
かつ「……新宿アルタ前とはどこじゃ?」と世俗に疎いアピールも忘れないハービンジャーの鏡!
捜査官・ゴールドサーフへの接し方は“武道の師父”のように、威厳を感じさせるモノでした。


●プレイログと所感
 DLHプレイ経験者が多かった様子の今回のセッション。
1話目は基本ルールのサンプルシナリオ『12時間(4人用アレンジ版)』を回しました。
 このシナリオは経験済みの方もいらっしゃったかもしれません。大筋はほぼ一本道でも、
ヒーローやポジションが変わると、雰囲気もだいぶ違って見えたのではないでしょうか?

 ストイックだけどややズレたペイン。常識人ポジションのフェイス。
一歩引いた目線で現役ヒーローたちを見守るウォッチャー。
マスコミやヒーロー協会からの追及は社長(ナインホーク)が一身に受ける構図ができました。


・2話目-「ギャラクシークライシス!!」
 映画版ファンタスティック・フォー(2007年版の方!)や宇宙忍者ゴームズを意識した内容。

 ヒーローとヴィランの絶え間ない戦いが続く地球を見かねた宇宙警察がやってきて、
「池の水全部抜いて外来種を取り除く」ノリで、超人たちのパワーを吸い始めたので、
ヒーローチームが協力してこれを倒しに向かう!しかし、第1話目で協力者として登場していた
NPCヒーローが、実は宇宙人のスパイで………というのが大筋。

 忘年会もあったので、6時終了で収まりやすいようPC登場シーン共有の
戦闘寄りシナリオを用意していましたが、1話目のEDを終えた時点で時間は午後二時ちょっと。
オフラインで遊ぶ場合、DLHは他システム以上にスムーズに進むシステムだったようです。
「時間あるならもう少しロールプレイのネタ振れたなぁ」という反省も……。
 ただPC全員が常に同じシーンに揃っていたため「同じシチュエーションに遭遇したとき」の
それぞれのリアクションで、ヒーロー性の違いが現れていました。
(強者としての余裕でもって受け入れたり、突き放すタイプの優しさを見せたり)

 戦闘バランスはかなり強めに設定していましたが、大胆な戦法が功を奏し、
無事キャラロストもなくエンディングにたどり着けました。
参加していただきありがとうございます、来年もよろしくお願いします!

 

 


第4卓「異界戦記カオスフレアSC」 GM:量産型小市民さん



また、活動後有志にて忘年会を実施。



(18/12/17 一時更新)

(18/12/18 一時更新)

(18/12/19 一時更新)

(18/12/21 一時更新)

■第51回 活動記録
 
Ⅰ実施日:2018年11月18日(日)
 
Ⅱ実施場所
 セッション実施場所:千葉中央コミュニティセンター
 
Ⅲ活動内容
 セッション

Ⅳ参加者 計17名
乙、量産型小市民、lamancha、ガリュー、陸、あやこ、朧龍、コトリ、はち、NH、如月テンマ、キョウタ、ミヤ、くろこ、なっくる、天野雀、tom、奈伎良



Ⅴ活動内容詳細
 
以下3卓にて実施。

第1卓「ソード・ワールド2.5」 GM:天野雀さん
第2卓「メタリックガーディアンRPG」 GM:量産型小市民さん
第3卓「ダブルクロス The 3rd Edition」 GM:乙


第1卓「ソード・ワールド2.5」 

イントロダクション(前篇)

穀倉地帯の外れに位置する農村、ワラビ村。
農民たちがのどかに暮らすこの村に暗い影が差す。
村の近くにある森に、ゴブリンたちが住み着いてしまったのだ。
しかもそんな森に一人の少女が足を踏み入れてしまったという。
この状況であなたたちは……

ソードワールド2.5「ゴブリンの潜む森」
魂の翼持つ〈冒険者〉たちよ、地平線の彼方にあらたな記録を刻め!


・PC紹介
PC①ショーン(PL:ハチさん) エルフ/男/70歳
使用サンプルキャラクター:【エルフの神官戦士】

パーティの回復役の神官様。パーティの知力が低いことを危惧してライフォスではなくキルヒアを信仰してくれたパーティのサポート役。
成長ではセージとバードを習得し、魔動機文明時代の会話と読文を習得する立ち回りを見せた。
キャラ的にはヘニャヘニャの苛められっ子で自信がなさげだったのがポイント。道中でのイベント表は地獄を見た。


PC②ジーン(PL:ガリューさん) メリア(メタセコイア)/男/150歳
使用サンプルキャラクター:【メリアの妖精使い】

パーティ唯一の魔法攻撃職。低レベルの妖精使いだと状況に合わせた魔法の選択よりもMP消費の少なさが光る。道中で魔香草を大量に手に入れたので新米にありがちな戦闘中にMPが0になることはなかった。
立ち回りが老人のそれですが、物忘れが激しかったりとしました。でも戦利品判定や探索判定で6ゾロ出したりしてパーティ内で最も稼いだ人。グヌヌ。


PC③オタチ(PL:コトリさん) リカント(柴犬)/男/17歳
使用サンプルキャラクター:【リカントの拳闘士】

前衛その1。リカントだと種族特徴で獣に変貌できるが共通交易語を使えないので意思疎通ができない。そのため、いじられキャラ的な立ち回りに落ち着いた。
戦闘面では前半は火力が出なかったが後半になり武器を買い替えた結果コンスタントなダメージが望めるように。でも、スカウトだからって地面を嗅いで足跡追跡判定はNG。


PC④フェイルー(tomさん) 人間/男/18歳
使用サンプルキャラクター:【人間の戦士】

前衛その2。立ち回り的にバランスファイターを目指して動いていたためリスクヘッジが光った。その代償として打点が足りな目。成長後は武器を持ち替え戦闘に臨みました。
鍛冶屋の二男として家のために武器をとって来いと追い出された可哀そうな人。その可哀そうさが蛮族の攻撃を誘うのかやたら狙われた。ダイス神は悲劇がお好み。


PC⑤グルト(みやさん) リルドラゲン/男/150歳
使用サンプルキャラクター:【リルドラゲンの練体士】

前衛その3。パーティ内での重戦士。エンハンサーを所持している唯一のサンプルキャラだけあってとても強い。その強さはtomさんが「ほんとに同じレベル!?」と叫ぶほど。
全力攻撃+マッスルベアーで期待値Dが19点という火力の鬼。
蛮族を殴殺していた。やはりこの世界はメイスワールドに違いない。
ロールプレイ的にはリルドラケンの王目指して冒険中。


GM:天野雀
3年ぶりのGM。正直感覚が掴めていないところがあるためPL各位に迷惑をかけた。尚、蛮族どもがやたら三下ロールをするのは完璧にマスターの趣味。


●プレイログ
前半はイントロダクションからお察しの通りS.W.2.5ではなくLGHのサンプルシナリオを改編したもの。
レベルを3にしたかったのでメインクエスト・サブクエストを設定し経験点・報酬は大目に。
道中でイベント表を振るが探索判定を成功させれば補正あり、ただし時間制限ありのウィルダネス型ダンジョンでした。
ハイライト
その1
GM「ダンシングソーンの戦利品判定どうぞー」(9以上が出なければ戦利品はないぞー)
ガリュー「ダイスふりまーす。9!」

その2
ハチ「イベント表ふります→(1・1)」
GM「(頭を抱えながら)戦闘でーす!!」

その3
コトリ「探索判定します。成功!」
GM(まぁ、出目+1だからええやろ)
コトリ「あ、(6・6)」
GM「……(これ以上いい出目ないしドロップ2倍でいいや)魔香草が2d見つかります」
コトリ(5・6)
GM「なんぞこれ」魔香草11個ゲット!


後編はS.W.2.0記載のサンプルシナリオ『バルドゥ―の館』を改造したもの。
謎の力によって導入+道中を省略しダンジョンの前に姿を見せた一行。
初めての冒険ということで探索判定などに困惑しつつGMの仕掛けたトラップには慎重に対応する一行。
ボスの攻撃を余裕で耐えるグルト、6ゾロ回避を繰り出すオタチとボッコボコにされました。


●GM所感
初心者優遇といったら全員初心者だったでござる。の回。まあ、これもまた一興といえるほど余裕はなかったが事前に時間調整をしやすいシナリオにしておいたため致命傷にならずに済んだ。
判定方法や立ち回りなどに悩みながら動く姿は懐かしくも初々しいものでした。
この冒険で新人から駆け出しになった皆さんがソードワールドという世界に触れて楽しんでいただけたなら幸いです。

皆様ありがとうございました。また機会がありましたらどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

第3卓「ダブルクロス The 3rd Edition」 GM:乙

シナリオ名『Devil to the Fellow Travelers』
※「リンケージマインド」収録の公式シナリオ


■トレーラー
 

N市が、突如として闇に見舞われる。
それは、FHエージェント“パーガトリー”によって起こされる災厄の序章だった。

刻一刻と迫る、N市壊滅の危機。それに立ち向かうのはUGN――だけではない。
N市で暗躍していたFH、不死身と呼ばれた男もその結果を望んではいなかったのだ。

呉越同舟、同じ目的を抱いてN市存亡をかけた戦いの幕がここにあがる。

ダブルクロス 3rd Edition
『Devil to the Fellow Travelers』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

 


■シナリオハンドアウト:
PC①
シナリオロイス:“ディアボロス”春日恭二 推奨感情 P:執着/N:食傷
カヴァー:指定なし/ワークス:指定なし
キミはUGNに協力するイリーガルだ。キミには幾度か戦場で戦いを繰り広げたFHエージェントがいる。
“ディアボロス”春日恭二、倒しても倒しても復活してくるしぶとい敵だ。
停電したN市で敵に襲われたキミを、春日恭二がなんと助けてくれた。
そして、支部長であるPC②への繋を求められるのだった。

PC②
シナリオロイス:“ディアボロス”春日恭二 推奨感情 P:有為/N:脅威
カヴァー:指定なし/ワークス:UGN支部長
キミはUGN・N市支部の支部長だ。
N市が突如原因不明の停電に襲われ、FHの襲撃を受ける。
その状況で、なんと春日恭二が連絡を取ってきた。
春日恭二が言うには、都市ひとつを灰燼に帰すほどの危険な能力を持つFHがN市に侵入したという。
春日恭二もこれは望む結果ではないと、一時休戦と協力をキミは求められた。


PC③
シナリオロイス:“パーガトリー” 推奨感情 P:感服/N:不安
カヴァー:指定なし/ワークス:UGNチルドレン
キミはUGN日本支部に所属するUGNチルドレンだ。
キミはかつて“パーガトリー”と呼ばれたFHが行った惨劇を目にした。
それは、ひとつの小島が完全に消滅するほどの破壊力だった。
その“パーガトリー”がN市に侵入したという。
あの惨劇を、繰り返すわけにはいかない。
キミは司令を受けてN市へ急行した。

PC④
シナリオロイス:“リヴァイアサン”霧谷雄吾 推奨感情 P:連帯感/N:不安
カヴァー:指定なし/ワークス:UGNエージェント
キミはUGN日本支部のエージェントだ。
キミは資本支部長の霧谷雄吾から、司令を受けN市支部へと派遣される。
N市支部の助力、同時にPC②が“ダブルクロス”としてFHと繋がっていないかを調べる役割を与えられた。
PC②を信じるからこそ、霧谷はキミにこの役目を頼むと語る。
キミは、PC③と共にN市へと向かった。


PC⑤
シナリオロイス:“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェル 推奨感情 P:尽力/N:脅威
カヴァー:探偵/ワークス:探偵
キミはN市で開業している探偵だ。
停電したキミの事務所で携帯電話が鳴る。
それは、FH“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェルからの依頼だった。
“パーガトリー”と呼ばれるFHエージェントの発見と抹殺。
FHからFHを討って欲しいという奇妙な依頼だが、なんにせよ“パーガトリー”を放置はできない。

 

 

■各PC紹介

PC①:“閃光の怪獣<フラッシュビースト>”伊藤 龍一
PL:なっくるさん
シンドローム:キュマイラ/キュマイラ
ワークス/カヴァー:高校生/高校生
Dロイス:賢者の石

大型の猫に姿を変えるピュアキュマイラ。近接白兵戦闘特化型。
支部長の喫茶店に入り浸っていたせいか、高校を留年しており同級生に先輩と呼ばれてしまっている……
過去幾度となく拳を交えてきた春日とは、ある意味腐れ縁っぽい感じを演出いただきました。
クライマックスでは味方のバフ、デバフによって最大ダメージを算出。
おい、Dロイス使わねぇでそれなのか?


PC②:“宣告の手<デーモンハンド>”村上 真
PL:キョウタさん
シンドローム:バロール/バロール
ワークス/カヴァー:UGN支部長/喫茶店マスター
 Dロイス:指導者

デバフ付与に特化したピュアバロール。
喫茶店を支部とする支部長であり、春日からの協力要請を受けたがために査察部に目をつけられる苦労人。
厄介な状況、厄介な協力者に囲まれながらも支部のメンバーを気遣うことを忘れない優しい支部長。

エフェクトキャンセル、行動値減少、ダメージ増のデバフ連打にボスはボロボロでした。


PC③:“魔笛<アマデウス>”時宮 健治
PL:NHさん
シンドローム:ハヌマーン/ノイマン
ワークス/カヴァー:UGNチルドレン/大学生
 Dロイス:天才

サイレンの魔女からのシーン攻撃とバフによるサポートを得意とするハヌマーンとノイマンのクロスブリード。
人を見下しがちな天才であり、大学生成人済ながら未だチルドレン。
危機的なN市支部に派遣された助っ人そのいちは、「ウザい天才」という厄介さんでした(笑)。

要所要所でエフェクト《天才》が効果を発揮し、戦闘ではシーン攻撃による露払い、支援とDロイスにふさわしい活躍をしてくださいました。


PC④:“資本主義万歳<ビバ・キャピタリスタ>”有馬 祐介
PL:lamanchaさん
シンドローム:ソラリス/ソラリス 
ワークス/カヴァー:UGNエージェント/トレーダー
 Dロイス:実験体

ピュアソラリスの交渉攻撃型エージェント。
恐ろしい経済力を持ち、利によって人心を握る、若しくは洗脳する。
N市支部に派遣された助っ人そのににして、支部長の嫌疑を調査する立場にもあった彼は、間違ったことは言っていないはずなのになぜか周囲の人間が引いてしまう資本主義至上主義者。

なんの危なげもなく、ぼっこぼこパーティーに必要な資材を調達してくるブルジョワジー。
兎にも角にも、必ず成功させる調達判定が恐ろしかった。


PC⑤:“雷烏<サンダーレイヴン>”清宮 銀
PL:朧竜さん
シンドローム: ブラックドッグ/ハヌマーン
ワークス/カヴァー:探偵/探偵
 Dロイス:雷帝

雷撃による範囲攻撃を得意とする、ブラックドッグとハヌマーンのクロスブリード。
過去の経歴から色んな人から“ダブルクロス”呼ばわりされる、脛に傷持つ女性探偵。
FHからの依頼を受けて動きつつ、UGNからの勧誘も熱烈に受けており、自分の身の振り方次第で訪れるやもしれない危険を恐れる昨今。

範囲攻撃による雑魚散らしに、《ミカヅチ》を乗せた大ダメージでしっかりボスを一度落とすなど、しっかり戦闘でも活躍いただきました。


■GM所感

衒った部分のない、シンプルなDX3でございました。
慣れたプレイヤーには“ディアボロス”春日恭二との共闘というシチュエーションを、初心者の方にはDX3というゲーム自体の面白さを感じていただけたのなら幸いです。

シンプルなシナリオながら、キャラクターの個性がそれぞれ尖っておりましたので、掛け合いが非常に楽しいセッションでした。
雑談の中であがった「DX3における社会戦」、面白そうですが私には料理しきれそうにありません(笑)。どなたかシナリオ化していただけたら是非参加させてくださいませ。

戦闘は、キャラメイクされたPCたちがとにかくピーキーで、想像以上にGM側が苦戦してしまいました。
あんなにロイスが残ったシナリオは初めてだよ……
少しばかり歯ごたえのないバトルに感じられましたら申し訳ございません。
とはいえ、PCがそれぞれ己の長所を活かした戦闘をしており、その点は良かったと思っております。

この度はご一緒頂きありがとうございました。また是非ご一緒くださいませ。


(18/11/19 一時更新)