ひとつは、先日オープンして大行列がニュースになったH&Mの、
『やっと銀座が完成する H&M』
そして、もうひとつが、この『サラリーマン合気道』
相手のチカラを利用してより遠くに投げる武道の合気道と
何かと流されがちなサラリーマン像を絶妙にブレンド。
業界を代表するクリエイティブディレクターが紡ぎだす、
粋でシャレた言い回しが心地良い快読書です。
サラリーマン合気道―「流される」から遠くに行ける/箭内 道彦

¥1,575
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▶一番読んでほしい人
●将来に漠然とした不安を抱きながらも、どうしていいか分からない人
▶メイン・エッセンス
最近、「自分の考えをしっかり持たなくちゃいけない」的な風潮が強い中、
『そんなことないんだよ。流れるからこそ遠くにいけるんだ』
というアンチテーゼを提唱。
『「みんなと同じ」を恥じない』
『優先順位が低いものに時間をかける』などなど
一見、通常の”逆張り”ばかりを書いている本のように見えますが、
そんな安易な意図ではありません。
極端に逆に振り切れることによって初めて、
”当たり前”と言われていたことを再度見つめ直すきっかけにもなるし、
当たり前がやはり正しいと再認識することも出来る訳で。
つまりは、全てを考え抜いた後に本当に大事なことを見つけるための
絶妙なバランス感覚を養う本。
▶クリティカル・ポイント
●大嫌いな奴が同じことを考えていたらと想像する
→自分のアイデアを客観視するのに「なるほど!」な便利なメソッド。
●面白い仕事ができるようになるきっかけは、大きい仕事に限らない。
わらしべ長者が最初にわらを拾ったときの感覚。
→どこがどうつながるかなんて分からない。常にそんな気持ちで仕事をしていると、どんな仕事も楽しくなる。
●日々是最終回という気持ちでどんどんやりたいことを試している
→明日死ぬかもしれないんだよねーと思うと、「今やらないと!」を強烈に思いますよね。
●”失敗のマイレージ” 失敗ポイントを沢山貯めるほど大きなものと交換出来る、将来面白いことができる可能性が大きくなると考えてみる
→”失敗のマイレージ”ってナイスなたとえ。失敗を楽しみにながらチャレンジできる。
●「あれ、楽しいふりをしてたのに、今楽しいふりだったのか楽しいのかわかんなくなってきちゃった」という風になって、本当に仕事が大好きになってました。
→そう、どっちが先でもいいんですよねー
●「好き」という感情の源流までさかのぼって、「何故、好きなのか?」を考え抜く
→そうやって初めて、自分が人生で何をやりたいのか?がはっきりする訳です。
この本を気に入ったのは、
とにかく惹かれるワードが多いこと。
”境地”、”残像”、”矛盾上等”、”日々是最終回”、”失敗のマイレージ”などなど
言い得て妙なワードのオンパレード。
そして装丁も最高!
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