ワシの弟の話(2) | ちばてつやのブログ『ぐずてつ日記』
1945年、79年前の終戦の年。
中国大陸から引き揚げる時は、
まだまだ生まれて間もない弟。
ワシは六歳だから、けつこう重い
リュックを背負って歩かされましたが
末の弟はいつも母親の胸に
抱っこでした。
その旅の途中、ときどき怪しい男が
近づいて来てね・・・・
すっかりやせて顔色の悪い
弟を指さして、付きまとうのです。
そんな男を振り切って、
家族みーんな栄養失調になりながらも
ほぼ一年かかって、何とか無事に
日本に帰国できましたが・・
末の弟はもう少しで失明寸前の
危険な状態。
でも、おばあちゃんや母親の
必死の看病のおかげで
少しずつ元気を取り戻してね・・。
(続きます)
😡💢🔥NO・WAR❗❗