昔、ワシが高校生の時、
漫画家になるきっかけになった、
新聞の三行広告です。
神田の神保町にあった日昭館と
いう、貸本屋専門の小さな出版社でした。

当時は漫画の描き方や入門書などは
まったくなかった時代。
そこの社長さんから、漫画の描き方の
いろはを教わり、三ヶ月もかかって
はじめて128頁の単行本を
出してもらいました。

生まれて初めて貰った原稿料は、
¥12,351円(当時の公務員の初任給位かな)

小学校の同級生、木内央(ひろし)君に
続くワシのマンガの恩人です。
社長のお名前は石橋国松さん。


そう、ドーンガーンドンガラガッタ、
国松さまのお通りだいっ!の主人公、
「石田国松」の名前は
その社長さんから頂いたんですよ。