昨日、母子地蔵尊の慰霊祭に行きました。

浅草寺の桜吹雪とたくさんの観光客の中を、
取材で同行してくれた共同通信社デスクとカメラマン、
海老名香葉子さんや森拳、林静一、
ウノ、クミタリュウ、石子さんたち、
そして、作家の石川好氏や実業家の町田さん母娘ら、

また、ワシの短編「風のように」を15年かけて
アニメ制作してくれた、豊永プロデューサー、
出版社今人舎の編集さん、
毎年、ワシのカレンダーを作ってくれる
秋田活版の社長夫妻と、ワンちゃんなど、
たくさん参加して下さいました。

お詣りしたあと、浅草のいつもの「アリゾナ」という
小さなレストランで、ゆっくり、お話しながら
あの文豪、永井荷風が愛した、洋食を楽しみました。

ワシはお地蔵さんをお詣りする時は、
いつも、こうして頭を撫でながら、
「引き揚げの時は、お互いに大変だったねー。
一緒に日本に帰れなくて、ごめんねー」、
って、つい謝ってしまうんだ。

母子地蔵を建立して、今年はもう19年。

来年は20年目の大きな節目なので、
若い漫画家仲間や作家さんたちにも声をかけて、
しっかり戦争の悲惨さを後世に伝える
慰霊祭にしなければ、と思っています。
来年は、この「ブログ」もし続けいたら
少し早めにお知らせしますねー。