先日、集英社の編集部に招かれて、
「バクマン。」を映画化した大根仁監督と
一時間ほど対談をしてきました。

皆さん、ご存知のように「バクマン。」は、
少年ジャンプの人気マンガ。

マンガ家志望の高校生二人が、あこがれのマンガ雑誌
「少年ジャンプ」に作品を持ち込み、
苦戦を乗り越えて、週刊連載を勝ちとり、
さらに、トップを目指して頑張っていく、
とてもリアルな物語。

で、大根監督が映像化するにあたり、
てつやの短編「トモガキ」や、弟のあきおとの
エピソードを、ちょっと参考にした、とのこと。

確かに、連載途中でひん死の病気になったり、
トキワ荘のマンガ家仲間に助けてもらったり、と

ジャンプ魂の「友情」「努力」「勝利」のテーマを軸に、
私にとっては、つらくも懐かしい思い出話が、
上手く、織り込まれていて、
感動する作品になっていました。

10月3日にロードショーされるそうですが、
私が教える文星芸大のマンガ専攻の学生や、
マンガ家を目指す若者たちには、
ぜひ、見せてやりたい、と思う映画でした。