最近、とっても嬉しい事があったのでご報告。

私が10年間つとめためた、宇都宮の文星芸大、
マンガ専攻の卒業生が、とうとうやりましたよ!

あの週刊「少年ジャンプ」で、
な、なんと、新連載を勝ち取ったのです。

勝ち取った、なんて大げさな~、
と思われるかもしれないけど、
新人マンガ家にとって、
「少年ジャンプ」は憧れの檜舞台。

ましてや、新連載が決まった、ということは、
例えばプロ野球の「巨人軍」に入団して、
しかも、一軍の選手に選ばれたようなもの。

彼は一期生なので、卒業してから6年間、
ひたすら、ジャンプを目指して頑張り、
とうとう己の夢を叶えたのです。
「スポーティング・ソルト」というタイトル。
次世代を担う、少年スポーツ医学者の物語です。
ほーら、見てやって下さい!
誇らしそうに主人公が表紙を飾っています。

勿論、実力が試されるのはこれからが大勝負。
何百万の読者から支持を得なければ、
すぐ二軍、三軍に落とされる厳しい世界です。

『文星芸大から初のジャンプ作家誕生!!』

この快挙は、どこの芸大にも先駆けた
初めての事だし、とっても誇らしい事だけど、
その反面、もーーんのすごく心配。

今はただ、この作品が読者から愛される
大ヒット作品になり、また、久保田ゆうと君が、
立派なプロの大作家に育つように、
遠く練馬の空から、祈るのみです。