近ごろ、脊椎管狭窄症のために
左足の神経がしびれてズキズキ痛むんですよ。

だから、どうしても運動不足気味になり、
ボーっと無意味に過ごす時間が多くなった。

そのせいか、
いやいや、もちろん年のせいでしょうが、
物忘れもひどくて、うっかりスケジュールを
ダブらせたり、大事な約束をすっぽかして、
あちこちに迷惑をかけたりすることが重なったので、
ちょっと落ち込んでいたら、

娘が、「ふん、そんなことで、くよくよして。」
と言って、pixivに掲載されているマンガ、
「死んで生き返りましたれぽ」を見せてくれました。

この作品はタイトル通り、一度心肺不能で
死にかけた作家さんが、少しずつ
蘇生していく過程を、みずから、短い
マンガで綴ったドキュメンタリーです。

同業者?でもあるし、身につまされながら、
それを読み進めていくうちに、
自分の日常がいかに平穏なのか、
いかに、この体の一部に多少の痛みがあっても、
基本的に元気で、健康的な日常だったのか、
しみじみ、思い知らされました。

「毎日を、虚しく無意味に過ごしている」、
「自分は一体何をやってるんだろう?」、と
思い詰めているクソ真面目なお方に、
パラパラっと軽く、一読をお勧めします。