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「山口六平太」の作者高井研一郎が又見せてくれました。今年初めての遅い夏休み、一緒に与論島に行った時のこと。ホテル近くの喫茶店で不意に、「ちばさんちょっとオレの携帯に電話してよ」って言うから、目の前にいるのになんでかな?と思いながらTELすると、高井さんの小さなカバンの中から「りりりりりりりりり~ン」と懐かしい昔の電話の呼び出し音。そして彼がゆっくりとカバンを開けて取りだしたのが大きな黒電話の受話器だ。「あー、モシモシ」。後ろでお茶を飲んでいたお客さんも目が点(・・)になっているでしょう。この黒電話、コードが携帯につながっていて、ちゃんと会話が出来るんだよ。まったく、我々をびっくりさせようと東京からいろんなシカケを忍ばせてきてくれて、本当に楽しい人だねぇ。ちなみに高井さんは、「マンガが描けるマジシャン」って呼ばれているんだよ。